春のガラスペン(購入)まつり:24/02/28号(三越文具フェア 前編)
世界の万年筆祭だと思った? 三越文具フェアだよ!
日本橋三越のSTATIONERY STATIONが送る「三越文具フェア2024~五大祭り~」。その一つ「ガラスペン祭り」の出展者数は私が知る限り最大規模です。
私がイベントの存在を知ったのはたちばな硝子工房さんの出展発表だったんですが、イベントの公式Xを見ると知ってる作家様が出るわ出るわ……この時点でスゲェヤベェって感じで今日という日を楽しみにしてました。
事前調査
実は和食展リベンジのあと上野を出た私は日本橋三越に行きました。本館7F催事場に向かう最速ルートを洗い出すためです。先着販売で開店直後の始発エレベータに乗れないのは敗北を意味しますからね。
大抵のイベントは事前に入場方法の告知があるか無くても待機場所がわかりやすいんですが、デパート催事はその辺よわよわ。かつて新宿伊勢丹で繰り広げたクリスマスケーキ予約受け取りRTAのデッドヒートが脳裏をよぎります。
今日の目的
先着販売でたちばな硝子工房さんのクリームソーダをゲットする
たちばな硝子工房さんは関西のイベントや文具店での販売が多い作家様で、関東民は通販を待つばかりです。クリームソーダのガラスペンは過去に涙を呑んだので是非とも欲しい!
未所持の作家様のガラスペンを購入する
出展リストをチェックしたところ、下記作家様のガラスペンは未所持でした。
MAROWさん以外は優先度が高いため購入を狙います。キタガワ アキコさんは過去にアンコーラでの販売実績がみつかりました。けれどごま工房さんはググっても別の工房のガラスペンが引っかかり、どんなモノを作っているのかサッパリ想像つきません。あとお値段も。
MAROWさんの江戸切子ガラスペンはペン先がclarto製(既所持)だと判明しているので購入しないと決めています。それでも2作家と思ったより未所持リストが多かったのと「とある理由」から他の推し作家様がたのガラスペンを買うのはいったん諦めました。
とはいえ「本当に3本で済むのか?」という思いはあったのでXでつぶやいたところフォロワーさんからこんな反応が。
見抜かれてるぅ……!!
STATIONERY STATIONの新インクを購入する
限定ではなく定番とは思いますが、イベントで買っておかないとどんどん後回しになりそうです。セーラー製とTAG STATIONARY製の合計4本を買うことにします。「インク沼祭り」は会場が5Fなので後回しでもたぶん大丈夫でしょう。
いざ日本橋三越へ
現場到着と開店直後
大きな会場で開催されるイベントはたいてい始発参戦なのですが、日本橋エリアの平日開始なのでヒトの集まりはやや遅いと踏んで普段より遅めに家を出ました。
デパート開店と同時にエレベーターへ。遠くから別の入り口から入ってきた人たちが走ってくるのが見えましたが、私のいた出入り口のほうが近い。
こういうときの始発エレベーターはハッキリ言って修羅の国です。ケーキRTAでも乗り込んだ直後に閉じるボタン猛連打とか見ましたが、頑なにエレベータの奥まで移動せず乗客を増やさないようにするケースは想定外でしたね……これでもし隣のエレベータが素直に満員になって先に出発したら普通に出遅れになると思うんですが。
ともあれ7Fでエレベータの扉が開いたら戦の開始です。
ガラスペン集合ブースのようす
今回のイベントでは、少数の直参の方以外ほとんどの作家様のガラスペンが35番または45番のブースで取り扱われています。
つまり、一般的なデパートの接客方式に従って目当ての商品を出して貰うわけです。
ショーケースは3段でどこに誰のガラスペンがあるのかぱっと見では判りません。整理券配布前に35番ブースに入ることは出来ましたが、ちょっとしたパニック状態になりました。
パニックに陥ったのは三越側も同様だったようで、私の接客中に店員さんが「こんなに大変なことになるとは思いませんでした」と呟いてました。
そりゃ大人気の色華硝子さんを集合ブースで扱ったら開始直後から客が一気に押し寄せるとしか……。
※同じく大人気のparaglassさんは直参組。
私が接客してもらった場所はその色華硝子さんの商品がよく見える位置で、在庫状況を訊いたら「出ているぶんだけです」と返ってきました。しかし実際にはショーケースに出していない分があったようで、他の方がウォーターメロンフィズを出して貰っているのに私も便乗してしまいました。
つまりフォロワーさんの思うツボだったってわけですね!
45番ブースも人がごった返していてあまりよく見れなかったんですが、Kemmy's Laboさんが売り切れたことは後で店員さんに教えて貰いました。再入荷無しって言ってましたけどほんとですかね? 案外土曜に入ってくる気もします。
その他の7Fブースのようす
目当ての中でごま工房さんだけ直参組。訊くと佐竹の鉛ガラスで主にトンボ玉を製作されている方でした。そりゃ今までアンテナに引っかからなかったわけだわ。
こちらも睡蓮模様を無事にゲットしたのでその辺をぷらぷら。
たまたま「クラフト文具祭り」のWACCA JAPANブースで「MYひとしめ」を作って貰うワークショップを見かけたので、色紙4種で作って貰いました――ワークショップ???
手紙舎雑貨店でよく買うTHE LETTER PRESSの活版印刷カードも桜色の限定BOXがあったので催事用買い物袋に追加。
あと「世界の万年筆祭り」のカヴェコブースでericさんコラボのボールペンの青のほうを買うことにしました。ろんすたさんの記事の影響です、はい。
特に買い物はしませんでしたが、「木軸ペン祭り」も盛況なようでした。「クラフト文具祭り」のはんこ関連ブース周辺もすごい人だかり。
5Fの様子
昼食後に5Fへ。7Fとは打って変わって人口密度が低かったです。ここに長居すると更に余計な出費をしそうだったので目当てのインクだけ籠に入れました。
セーラーの新インクは2色ともパッケージが同じなので一限を守ってない客と勘違いされました。遺憾の意。あとちょっとレジが遠い。
余談・7F特別食堂
催事場の奥に特別食堂があります。食品サンプルに添えられたお値段を見るだけで身震いする価格帯ですが、母から借りた最強カード・株主優待(家族も利用可能)のおかげで昼食代が出たので初めてここに入って大人さまランチプレートを食べてきました。
ブイヤベースのお魚がぷりぷりしてて凄まじく美味しかったです。あと1日15個限定のマロンシャンテリーショコラを家族ぶんお土産に買って帰りました。
参戦2回目のレポ
私のガラスペン狂いの歴史を知りたい奇特な方は下記もどうぞ。
「材料・道具代をカンパしてあげよう」「もっと展覧会のレポ書いて!」「面白かったからコーヒー1杯おごったげよう」と思われましたらサポートいただけますと幸いです(*´ω`*)