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フライブルク留学記、その15

こんにちは!もくひとです。
あっという間に涼しくなって、秋の気配が感じられるようになってきました。秋ならではの色々な美味しいものが、今から楽しみです!

さて、妻と2人で巡ったドイツ周遊の旅も、いよいよ終わりが近づいています。
最後は再びフライブルクへ戻って、のんびりと過ごすことにしました。

日本料理店、OISHIIへ!

フライブルクの街は以前ある程度見て回ったので、観光よりも美味しいものを食べたり飲んだりするのが良いかな〜ということで、打楽器クラスの友人たちと食事に行くことに。

中国からの留学生Steven、台湾からの留学生Shih-Chenが「一緒に日本料理店に行こうぜ!」と誘ってくれました。

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フライブルクにはちょっと高級な「Basho-an」とリーズナブルな「OISHII」2種類の日本料理店があり、今回は「OISHII」へ行くことに。

食べ放題形式で、寿司や餃子、テリヤキなどの日本(風)料理をお腹いっぱい楽しみました。

ちなみに当時Basho-anでは韓国からの留学生Seorimがバイトしていて、お店で余った豆腐などを分けてくれたりしました。
別の人から譲ってもらった味噌と合わせて、久しぶりに作った豆腐の味噌汁の味は格別なものでした。……出汁は少々薄めでしたが。

(のちに、豆腐も味噌も近所のスーパーに普通に売っていたことを知る)

皆の行きつけ、Augustiner

ベネズエラからの留学生DavidとはAugustinerに行ってビールを飲むことに。
Augustinerは学校のすぐそばにあり、打楽器クラスを始めとする学生たちがよく打ち上げに使っているお店です。Schnitzelなど、ドイツの伝統的な料理を楽しむこともできますが、僕らはもっぱらビール目当て。

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こちらのお店ではGANTERというブランドのビールを出してくれます。学校へ登校する途中の川沿いにGANTERの工場があるので、お店で出てくるビールも新鮮そのもの!水がキレイなフライブルクならではです。ピルスナー、ラガー、黒ビールなど色々な種類が飲めますが、僕のお気に入りはHefeweizen(酵母入りのビール)。楽しく飲んで、路面電車でふわふわ帰宅。

妻帰国して帰路につく

楽しい2週間はあっという間に過ぎ去り、妻が日本に帰国する日がやってきました。ベルリン発着で往復航空券を取っていたので、二人電車で6時間、旅の思い出にひたりながらゆっくりとベルリンまで向かいます。

今思えば、この旅は世界が大混乱に陥る直前で、海外を旅行することができるギリギリのタイミングでした。凝縮された2週間の中で色々な芸術作品や建築、音楽といったヨーロッパのエッセンスに触れ、感じることができたのは本当に幸運だったと思います。

ベルリン駅でしばしの別れ。涙ながらに1人フライブルクへ戻ろう…と電車に向かうところで、な〜んか天気が悪いことに気づきます。

丁度この日、ドイツには強烈な嵐が近づいてきていたのです!幸い妻の乗る飛行機は間一髪飛び立つことができ、無事に日本へ帰ることができたのですが…僕の方は電車が止まってしまい、途中で足止めを食らってしまいました。

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何とかフランクフルトまでたどり着いたものの、「電車は明日まで動きませーん」という無慈悲なアナウンスを聞いて何もかも諦め、急遽フランクフルトのユースホステルをネット予約。
6人部屋で一晩を過ごし、次の日に高速バスを利用してフラフラになりなからどうにかフライブルクへ帰宅。しっかりオチまで付いて、一生忘れられない旅になりました。

つらつらと書いてきましたが、これにて旅行編はひとまずおしまい。
次回からはまた留学記や趣味の話などに戻っていこうと思います!

今日はここまで。
Auf Wiedersehen‼

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