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歌集を読む

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2023年12月の記事一覧

大塚亜希『レインドロップ』

大塚亜希さんの第一歌集『レインドロップ』(旭図書刊行センター)を拝読いたしました。 人生…

もくめ
6か月前
3

山階基『夜を着こなせたなら』

山階基さんの第二歌集『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)を拝読いたしました。 印象に残っ…

もくめ
6か月前
4

杉崎恒夫『パン屋のパンセ』

杉崎恒夫さんの歌集『パン屋のパンセ』(六花書林)を拝読いたしました。 印象に残った歌を引…

もくめ
6か月前
6

蝦名泰洋『ニューヨークの唇』

蝦名泰洋さんの歌集『ニューヨークの唇』(書肆侃侃房)を拝読いたしました。 印象に残った歌…

もくめ
6か月前
6

蝦名泰洋・野樹かずみ『クアドラプル プレイ』

蝦名泰洋さんと野樹かずみさんの『クアドラプル プレイ』(書肆侃侃房)を拝読いたしました。…

もくめ
6か月前
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秋月祐一『この巻き尺ぜんぶ伸ばしてみようよと深夜の路上に連れてかれてく』

秋月祐一さんの歌集『この巻き尺ぜんぶ伸ばしてみようよと深夜の路上に連れてかれてく』(青磁…

もくめ
6か月前
3

睦月都『Dance with the invisibles』

睦月都さんの歌集『Dance with the invisibles』(角川書店)を拝読いたしました。 印象に残った歌を引きます。 家にいるのにどこかに帰りたくなることがあります。 「帰る場所」のイメージは実家ではありません。 もっと懐かしくて、夕日が差していて、ほんのりとあったかいような場所。 この歌は「帰りたい」ではなく、「帰らなくてはいけない」と詠っています。 誰かがどこかで待っているイメージを、主体は持っているのではないかと思いました。 主体の母親は、主体の「幸せ

山田航『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』

山田航さんの『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』(書肆侃侃房)を拝読いたしました。 印象…

もくめ
6か月前
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大塚亜希『くうそくぜしき』

大塚亜希さんの『くうそくぜしき』(ながらみ書房)を拝読いたしました。 印象に残った歌を引…

もくめ
6か月前
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川野里子『天窓紀行 短歌日記2020』

川野里子さんの『天窓紀行 短歌日記2020』(ふらんす堂)を拝読いたしました。 印象に残った…

もくめ
6か月前
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高木秀俊『背骨』

高木秀俊さんの『背骨』を拝読いたしました。 印象に残った歌を引きます。 以前に「はだいろ…

もくめ
6か月前
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川野芽生『Lilith』

川野芽生さんの『Lilith』(書肆侃侃房)を拝読いたしました。 印象に残った歌を引きます。 …

もくめ
6か月前
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菅原百合絵『たましひの薄衣』

菅原百合絵さんの『たましひの薄衣』(書肆侃侃房)を拝読いたしました。 印象に残った歌を引…

もくめ
6か月前
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『現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号』

『現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号』(書肆侃侃房)を拝読いたしました。 この本は歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集です。 それぞれの連作の中から印象に残った歌を一首ずつ引きます。 彼岸花は、秋の彼岸の頃に、土手や道ばた、田んぼの畦道や墳墓の周辺に咲く花です。 別名が多い花としても有名で、代表的な名前が「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」です。 その他にも、死人花、地獄花、毒花、痺れ花、幽霊花、剃刀花、狐花、雷花などの別名があります。 赤い彼岸花の花言葉