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ジョーカーゲーム(2016年:原作:柳広司)【敵を殺してもいけないし自分が死んでもいけない。必ず生きてアニメ感想を持ち帰れ。スパイだからね】

日本にはスパイ小説はないのか。
007みたいなのは作れんのか。いやSFとかじゃなくて。
ネタはあると言えばあります。
戦前には特務機関の類は、それこそロシアよりたくさんありました。

というわけで、おそらく秋草機関などがモデルだと思われる歴史サスペンス小説のシリーズ(D機関シリーズ)があり、今作はそれをアニメ化したものです。

私はアニメで観たので、原作は読んでないです。
アニメと原作両方みたのは(以下略)
まあ、最近は両方観たのを紹介することが多かったのですが、基本的にはどちらかみればもう片方は見ない系です。

評判は世間ではあんまりよくなかったですが、私は気に入りました。
世間様いわく「リアリティがないだろ」とのご高説ですが、
エンタメですから。
こちとらジェームスボンド映画版をすべて視聴してきた人間なので、あれに比べたらリアリティはガッチリしてます。
ミッションインポッシブルだって、最近までシリーズぜんぶ観てきたですよ。
最新作がどれなのか覚えてないですが。
(私が覚えているのは、BMWのリッター原付が暴れまくるところ、良かったこれが現時点では最新らしいです)

さてD機関に所属する登場人物たちですが、所属こそ帝国陸軍なんですが、制服ではなく背広を着て、インテリで瀟洒で洒脱で、イケメン男が気障に知的に大活躍する、そんなエスピオナージュです。
スパイだからか、基本的に彼らには当時の軍人精神など欠片もありません。超合理主義で結果がすべてを正当化すると言わんばかりの、他の高級軍人からすると腹が煮えくり返るほど生意気な若造ばかりです。
一般軍人とは完全に異質です。スパイだからね。

基本、各話ごとに主人公が変わります。一話完結方式で、そのうえでオムニバス的に全編関係してくるという構成です。

原作はミステリーとして高い評価を得ていたようです。
アニメ版は12話で終わりらしいですが、原作版だともっとシリーズがあるので、良ければ本のほうもオススメしておきます。
私はまだ読んでいませんが、まあ外れはないでしょう。

今回は各話のネタバレなし!
もう設定だけでおかずになりますよ!

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