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人の役に立つことは嬉しい。猫やうさぎやジャーナリズムのYouTubeチャンネルへの思い。

私は2013年からYouTubeチャンネルを運営している。

ジャーナリズム精神を堀潤氏、下村健一氏、小川一氏に師事し、5~15分程度のミニサイズのドキュメンタリー作品や、我が家の猫のこと、ラビットホッピング、その他記録に留めておきたいワンシーンなど、エンタテイメントというよりはドキュメンタリー寄りのチャンネルだ。

猫ネタについては、2019年にチャコさまが我が家に来てからのことになる。

先にも説明したがエンタメチャンネルではないので、猫ネタもエンタメ寄りというより記録寄りの内容となっている。主だったネタとしては、チャコさまの人馴れ訓練の記録や、ポンちゃまの投薬記録がある。

ニッチだ。正直言って猫ネタは視聴回数は伸びていない。他の動画では何万回レベルで視聴回数が回っているのもあるが、猫ネタは競合が多すぎて勝ち抜けないでいる。それでも記録に残すことがいつか役に立つと思って続けている。

日々のなんでもないネタはTwitterなどのSNSにはアップするが、YouTubeにまで上げることはあまりない。なので、YouTubeに上がっている猫ネタは選抜である。

いつか役に立てば、誰かの役に立てば、未来に向けての今の記録になれば…猫ネタに限らず、他のネタでもそうなのだが、その思いが基本にあって私はチャンネル運営をしている。猫ネタで最新と言えば、ポンちゃまの投薬記録だ。投薬についての詳細は、こちらにも書いた。

ある日。Twitterを見ていると、チャコさま、ポンちゃまと同じ保護団体出身の猫様が、投薬に苦労しているのが目に入った。同じ保護団体のご縁もあり、参考になればとポンちゃまの投薬記をリプライした。すると、このような反応をいただいた。

とてもありがたかった。記録を残すことの重要性をしみじみと感じた。

YouTubeを検索してみると、確かに投薬動画はあるのだが獣医師指南のものも多く、実際の手技としては飼い主には難しそうなのも確かにある。飼い主目線の投薬動画ってありそうでないんだろうなと感じた。ポンちゃまの投薬動画の再生リストはこちら。

本数が38本もあるので、全部見てほしいとは言わない。ただ、38本もあれば、どれかは参考になるだろうと思う。うまく投薬できた日も、できなかった日も、奇をてらわず記録してある。

投薬記の他では、チャコさまの人馴れ記録の再生リストもある。こちら。

チャコさまは我が家に来た当時触れない子だった。最初は諦めモードだったが、ひょんなことをきっかけに、お手製のブラシならなでさせることがわかった。

ブラシを使い、徐々に手への恐怖心をなくしてゆき、最終的には決まった場所(キャットタワーの穴蔵)にいる時ならなでられるようになった。

今もそうそう簡単に触らせないが、タオルでおくるみにすれば飼い主の手で爪切りもできるし(それまでは猫のプロの方に出張いただいて切っていた)、自らこちらの足にスリスリするようにもなった。年月はかかっているが、チャコさまは確実に心を開いている。

猫の人馴れ動画は他にもいろいろあるが、こういう例もあるということが参考になれば嬉しい。

私は「今を記録する」をチャンネル運営の芯に据えているが、YouTubeは別にそんな使い方だけしなければいけないわけではない。スマホ内に動画がたくさん眠っている人も多いかもしれない。YouTubeを動画のアルバムとして利用する手はある。

動画は全体公開以外に、URLを知る人しか再生できない限定公開、アップロードした本人しか見れない非公開も設定できる。このあたりをうまく利用していけば、可愛い猫様の成長記録も作れるだろう。

なお、YouTubeの他にVimeoという動画サービスもあるが、こちらは有料プランならパスワード機能も利用できるようだ。

動画は今やスマホで簡単に撮れる時代である。それをその先どのように生かすかはスマホの持ち主次第。動画編集しなければならないなんてこともない。編集ができれば楽しいことではあるが、必須ではない。

ありのままをわかりやすく記録する。それでいいのである。それがいつか誰かの役に立つかもしれない。そう考えると、わくわくするのではないだろうか?

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