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占星術・タロット・スピリチュアル関連コラム

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日々の星の動きやタロット、目に見えない世界について。
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2018年2月の記事一覧

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》3/1〜3/5の星占い

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》3/1〜3/5の星占い

★只今の季節・草木萠動(そうもくめばえいずる)この時期は、庭の木に淡い色の若芽が萠えはじめる頃です。それらは春の訪れを感じさせてくれます。中国の五行思想では、世界の構成要素は5つあり、その1つに木(もく)があります。

木(もく)は樹木の成長・発育する様子を表し、「春」の象徴でもあります。今回の七十二候の草木萠動(そうもくめばえいずる)は、実際に春が訪れ、木に若芽が萠える様子を名前にしたものです。

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日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/24〜2/28の星占い

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/24〜2/28の星占い

★只今の季節・霞始靆(かすみはじめてたなびく)冬から春に移りかわる時、朝夕霞(かすみ)がたなびくときがあります。このことを春霞といいます。日も延び、植物の活動も盛んになってくると、葉はより多くの水蒸気を出します。そんなとき昼夜の気温差が大きいときなどは、霞が出やすくなります。

地中の水は融け湿り気を帯び、植物はその地中の水を吸い上げ、葉から大気中へ蒸散します。この季節を境に、乾いた冬の空気が春の

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日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/19〜2/23の星占い

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/19〜2/23の星占い

★只今の季節・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)二十四節気は雨水(うすい)に入りました。この期間の七十二候は、土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)です。氷や雪は水にかわり、土は湿り気を含みはじめます。

生き物は水がないと活動できません。冬の間、土の中で凍って結晶の状態になっていた水が融け、いよいよ生き物の気配がしてきました。この時期をもって季節は冬の”乾-DRY”から春の”湿-WET”に舵

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日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/14〜2/18の星占い

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/14〜2/18の星占い

★只今の季節・魚上氷(うおこおりをはいずる)立春の末候、魚上氷(うおこおりをはいずる)になりました。池や沢などに張っていた氷が割れて、魚が飛び出してくるという季節です。

氷の張った景色は冬の象徴ですから、魚上氷(うおこおりをはいずる)というネーミングは、そこに閉じ込められていた生命エネルギーが解放されるというイメージを私たちに伝えてくれます。

日照時間が伸びてきました。水の温度も少しずつ上がっ

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日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/9〜2/13の星占い

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/9〜2/13の星占い

★只今の季節・黄鶯睍睆(うぐいすなく)立春の2番めの季節となります。読んで字のごとく、「鶯(うぐいす)が山里で鳴き始める」頃ということです。鶯は春を告げる鳥ですね。

気象庁の生物季節観測の情報を見ると『ウグイスの初鳴き前線』というものが発表されています。それによると、実際に初鳴きが聴けるのは2月下旬から3月のようです。

来週の気温予報を見ていると、少し気温が上がり始めているような感じがします。

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日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/4〜2/8の星占い

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》2/4〜2/8の星占い

★只今の季節・東風解凍(はるかぜこおりをとく)梅が咲き始めました。

二十四節気は立春です。この立春をもって1年のサイクルが始まります。

また、七十二候は東風解凍(はるかぜこおりをとく)です。中国の五行では「春」と「東」は同じカテゴリーに属する言葉です。「東」は方角ではなく、春を指します。暖かい風が、凍てついた池や沢を融かし、春の到来を告げます。

PHOTO:筑波実験植物園にて撮影

中国、日

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