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夏休みの自由研究 🍉 小説を書いてみた vol 2 昨日のポエムからの続編で~す! の巻

生と死の


その狭間の瞬間(とき)に


気がついてしまって


後悔したくない



強く....強くそう思った......



死ぬ瞬間(とき)


走馬灯のように


その人生すべてを


映画のように


観させられるって


聴いたことがあるけれど



その瞬間(とき)


このカラクリに


なぜ生まれたのかに


何度おなじこと繰り返してきたのかに


気がついてしまって


恐ろしい後悔の念に


悶えのたうちまわった


記憶が


蘇って



この過ちを


この生で



あと何年なのか.....


先がうっすら見えかくれしつつある


この生において


決して


犯すことはできない.....


決して


犯したくない



あたしは


強い焦りにも似た想いに


かられた......




リ  インカネ-ション


疑うこともなく


生まれ変わって


また生きて


生き続けることは


当たり前だとおもってた


そんなあたしの


胸に


衝撃の落雷




当たり前だとおもっていた


繰り返しに


終止符を打ち



頭がおかしくなりそうになるくらい


繰り返し続けてきた


この生の旅をおわらすことを


選べるのだ




あたしは


それほど


もう生きてきたし




あたし


というこの身体を動かす





と言われるものは


それほどまでに


熟れていた

もう還っても

いい頃だった........




あたしは


この身体の奥の


どこかで


それを知っていたことに


気がついてしまった







あの瞬間(とき)から


現実の時間というものは


そんなに経っていないのに


あの瞬間(とき)を


今この瞬間(とき)まで


忘れているほど


あの瞬間(とき)は


過去になっていた






あたしは


今も


生きてる


あの瞬間(とき)と


なにひとつ


変わらないように見える


この世界で




この日常を


ただ普通に


生きてる




何ひとつ


変わらないように


見える


この普通の世界で


今日も




生きてる.......



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