「読書日記」下がる時もあれば上がる時もある
2022年5月17日(火)
本屋さんと図書館へ行くと、読書熱が上がる気がする。たまに全く心が動かない時もあって、そういう時は読書をすることを諦めようかと思ったりもするのだけど、単にメンタルが弱っているだけなので、メンタルの弱りが過ぎ去るのを待っていれば、また読書が出来るようになるはず!そんな思いを抱かせてくれたのは、大原扁理さんの『いま、台湾で隠居してます』を読んだから。
暖かい土地に暮らす人は、うつにならないかもしれない。うつっぽい症状に悩まされていた大原さんは、台湾へ行けばメンタルも安定するかも!といった期待を抱いてみたものの、うつっぽい症状は出たようだ。
気候はメンタルに関係があるのか無いのか、それは分からないけれど、どこに暮らしていてもメンタルの落ち込む時期があると自分でわかっているのならば、落ち込む時はそういう時期なのだと諦めて過ごすしかない。
酷く落ち込んでしまわないように、自分で工夫していくしかないという大原さんのメンタル対処法を読みながら、やり過ごす方法について考えたことはなかったな、と気づいた。
メンタルが落ちる時は必ずあると思ったほうがいい。その時にやらないほうがいいと思うこと、やったほうがいいと思うことを、明確にしておくだけでも安心に繋がるのかもしれない。
だから自分の好きなことが出来なくなる時が来ても、それを手放すことをせずに、時が過ぎ去るのをじっと待っているのも一つの手かもしれない。本が読めない時は、本を読まない時間を過ごせばいい。読書から離れようだなんて思わなくたっていい。どんなに好きなものでも、離れる時間は必要なのだと考えてみたら、わりと気楽にお付き合いができるのかもしれないな、と思いながら今日も本を読んでいた。とりあえず読書熱はまた上がったらしい。ホッとした。
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