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2022年1月28日「好かれるために頑張らなくても良かったんだ」

娘が待ちに待っていた本が発売されたことを知り、急いで本屋さんへと向かった。目当てのものがあってホクホクしながら、ついでに自分の本も物色しようと思って見つけてしまったのが『13歳から分かる!人を動かす』だった。

この「13歳から分かる!シリーズ」は、とにかく分かりやすくて、内容がすんなり入ってくるので大好き!!3冊目のこの本も、迷うことなく購入した。

本の中で、「相手に好かれたい」「親しくなりたい」と思った時のお手本が「犬」だと書いてあった。

 ニワトリや牛などの家畜は、卵を産んだり乳を出したりと、なにか提供できるものがなくては、生きていくことができません。ところが犬は、ただ無心に人を慕うだけで、人に愛され、世話をしてもらうことができます。
 つまり犬は、人に好かれることのエキスパートなのです。わたしたちも、これに学びましょう。

『13歳から分かる!人を動かす』より引用

これを読んで、隣で眠っていた犬を見つめた。確かにこの子は生きているだけで愛されている。それってスゴイことのようでもあり、実は当たり前のような気もして、いつも通り、眠っている犬のお尻をかいだ。「鬱陶しい」という顔をされ、いつも通り嫌われる。

「相手に好かれたい」と思ってしまうと、その人に対して要らぬ世話を焼いてみたり、自分アピールをしたくなったりする。けれど、そういったことをする必要はなくて、ただ「無心に人を慕う」だけで良かったんだ、相手の関心を引こうと頑張らなくても良かったんだ、と気づいた。

これまで、相手の関心を得るために、試行錯誤をくり返してきた。それがムダだったと知り、そしてこれからは、そんなムダな時間をくり返さなくても済むんだと思うと、肩の荷がおりた気がした。ありがたい。

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