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【読書日記】2021年10月29日

ようやく『ヨルガオ殺人事件』を読み終えた!!!

犯人が誰なのか見当もつかないまま読み終えて、でもそこかしこに怪しいものがあったらしくて、全く何にも気づかずに読み終わった私。終盤に明かされていく真相に対して、「これも!?え?これも繋がってたの!?」と驚き続けて読了した。著者から見た私は、簡単に騙されてくれる良い読者のはず。

本編の事件、本編に登場する小説の事件。どちらも驚きの連続で、でもこれが関連し始めた時に、二重三重の驚きどころか、ここまで考えられていたのか!!という唸り声まで出てしまって、いや本当にスゴイ人ですね、ホロヴィッツさんってね。

ミステリー小説は大好きだけど、トリックがどうこうという視点で読んだことは無くて、ただただ犯人は誰なんだろうな~ということしか私には無い。そのため難しいトリックになると、途端に理解不能になってしまい、その作品が面白いのかそうでもないのかが分からなくなるのだけど、ホロヴィッツ氏の作品はそういうのが今のところない。目をそむけたくなる描写は多々あるけれどもね・・。

『ヨルガオ殺人事件』を読み終わったら、次は絶対にポアロを読むぞ!と心に決めていたのだけど、どうにも我慢ならずに、真夜中だというのにポアロを読み始めた。やっぱりポアロは良いなぁと思いながら、本を開いたままで、いつの間にか眠っていた。至福。

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