【読書日記】子ども向けを活用したい

【7月2日(金)】
「ニーチェを読むのは中二病の人だけ」
そんな話を昔見かけてしまい、ずっとニーチェが読めなかった。

どう思われるかを人一倍気にする傾向があるので、そういった話を見かけるたびに自分のことでもないのに傷ついてしまっていた。

しかし今なら、
「それってあなたの感想ですよね?」
このセリフと共に、ひろゆきさんの顔が浮かんでしまう。ネット社会にどっぷりつかっているのがバレてしまう。

中二病でも何でもいいけれど、ニーチェがどういう思想を残しているのか、それが気になるようになってきたのは良いのだけれども、あんまり難しいのを初っ端からいきたくはなくて。

そんな時に見つけたのがこの本👇

『超訳こども「ニーチェの言葉」』。
初心者向けを通り越し、子ども向けを選択。でもこれがまた分かりやすかった。

しかしこういった「超訳」というのは、編集する人の色が濃く出てしまうものだろう。解釈する人が居て、その人の意見や主観が混じってしまうんだろう、そんなことを思った。

けれど初心者には、子ども向けが一番分かりやすいなと思う。これで興味を抱いたら、別の本を探せば良いんだし。

そういえば以前にも、『7つの習慣』を読み切ることが出来なくて。チャレンジに疲れた私は、子ども向けの『7つの習慣』を手に取った。

これが非常に分かりやすくて、一気に読み進めてしまったのだけど、一気に読むと記憶としては定着しないので、何度か読み返した。読み返すのもまたラクに出来るというのが、読書のハードルを下げてくれて助かる。

ここで気を良くした私はコチラにも手を出した👇

ドラッカーの本はページを開いた瞬間に挫折している口なのだけれど、この『13歳から分かる!プロフェッショナルの条件』は、あっという間に読めてしまった。本当に助かる。

ここで興味がわいて、本家の本に取り掛かるのが一番いいのだろうけれど、私はこの13歳からシリーズに満足して、今に至る。要約されていたとしても、それで理解できたつもりになれただけで満足。

実際に本家を読んだところで、理解したつもりになるしかないんだろうし。なんてことを考えた。本家を読めば、もっと深い理解が待っているかもしれない。けれどそれは私が求めていることなのか、そう考えると違うような気もして。

何にしても読書のハードルは低い方がいい。読みたい本を挫折するのは、やはり悲しいものだから。これからも理解できそうもない本については、子ども向けの本をどんどん活用していきたい。

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