とりあえず、Adeleの新曲「Easy On Me」を聴いてほしい
わたしは、音楽を聴いて泣くタイプの人間。
涙腺よわよわなので、数多くの名曲に泣かされてきた。
10月15日。
忙しい 1 週間を過ごした中で、少しだけ穏やかな朝になった。
そうだ、Adele(アデル)が新曲に関して October 15 って言ってたから聴いてみよう。
そんな軽い気持ちでポチっと MV を開いた。
モノクロの映像。
殺風景な部屋の中で、アデルが外を見ている。
そして誰かと電話で話しながら外へ出る。荷物を持って。
(電話での会話は聞き取れてない。For sale, sold って看板に書かれているから、家の価格系について話してるのかなって思ったけど...電波悪い感じのcan you hear me? ぐらいしか聞き取れない)
そんなこんなで、アデルはカーオーディオにカセットを入れる。
ピアノのイントロが始まり、アデルが歌い始める。
泣いた(早すぎ)
アデルの、まるで映画のように始まり、イントロまでのちょっとした間が良かったんだと思う。
ティーザーを聴いていなくて良かった…と個人的には思った。
あまりにも衝撃的で、すぐ Twitter にも書いたぐらい。
アデルが車を走らせている途中、結婚したてのカップルの車が追い越していく。
この曲は、自身が離婚した経験を元に書かれたものらしいので、結婚したばかりの幸せカップルが比較対象として登場したのかな?と思った。
切なすぎるよアデル...アデルーーーー!
そして後半、モノクロからカラーに切り替わる。
新しい人生が開けたように感じた。
もう MV が映画なのよ、アデル姐さん...
また歌詞も、ストーリー性があって完璧。
元夫との人生を川に見立てている。
川で手を洗ってきているけど、もう泳ぐ気にもなれないし、この川には金のような価値あるものもない、と。
そしてサビで「Go easy on me, baby(お手柔らかにお願いね、baby)」って表現が出てくる。これは息子に向けて書いたとのこと。
その後に「わたしはまだ子供だった」「選ぶ時間がなかった」と。
この曲で、離婚を経験したシングルマザー・シングルファーザーは救われるんじゃないかな。
離婚を題材に、親の選択に対する子ども向けのストレートな言葉、感情を伝えている曲ってあるのかなって思うから。
そしてなんといっても、アデルの声が良い!
切な泣き甘め癒し心に響く系ボイス!
(分かる人には分かるはず、伝われこの想い)
最初の歌詞「There ain't no gold」の「no」部分、切なく泣き声のように聴こえる感じがアデルらしさなんだけど、最初からこれ聴かされると泣いてしまうのは仕方ない。
その後、「I know there is hope」の「hope」を少し伸ばし気味に歌っている気がする。柔らかい歌声の中に、希望があると知っているし、希望にしがみついてみたんだよって伝えているように聴こえる。
その後、サビ前の「let me in」まで、メロディーが波打って、途切れることなく歌う。なんというか、つらつらと言い訳しているようにも聴こえた。
サビは、「Go easy on me, baby」の「baby」が優しく、息子に語りかけているように感じる。
ただその後、「I was still a child」の「child」が強めだったので、「仕方がなかったの」っていう固い意思が見えた。(同じメロディーの「I had no time to choose」の「choose」も同じように聴こえた)
2 番では、決意を感じる。
そしてサビでカラーになって、後半アデルにはまだやりたいことがあるんだ!みたいな訴えに聴こえる。
ただ、強さや自分の人生を生きるんだ!みたいに聴こえるのに、MV ではどこか切なそうに歌っているのが印象的。
元夫に対してというより、息子に対して申し訳なさみたいな感情なのかな…
ほかにも思うところはあるけど、ぜひ一度聴いてほしい。
わたしは Spotify、Amazon music、YouTube を行ったり来たりして、冗談抜きで 20 回は聴いてる。
なかなか良さを吐き出すタイミングがなくて、今日やっと一気に思いの丈を書いたけど、あくまでも個人的な感想と主観。なので、「いや、ここはこういう意図があるはず」みたいな他の人の意見があれば見て、また他にも色々と調べながら、それらをアテにまた曲を聴こうと思う(変態)
アルバムも買わないとなー。
ちなみにストリーミング再生回数、BTS の Batter を抜いたとか(わたしもかなり再生回数貢献してるな)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?