マガジンのカバー画像

誰かが淹れてくれたコーヒーはおいしい

ここでは、カフェで常連のお客様にだけこっそりお話しするようなエピソードを書いています。固有名詞や少しプライベートに踏み込んだ内容も登場するため有料とさせていただきました。メニュー… もっと読む
月1回カフェでコーヒーを頼むより、ちょっとだけ安い価格に設定しています。行きつけのカフェにふらっと… もっと詳しく
¥400 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#エッセイ

コーヒーにまだ間に合う

コーヒーにまだ間に合う 忙しい朝にコーヒーを淹れることの効用を、ここ最近になってようやく…

100

「考えるひと」である前に、まず「気づくひと」でありたい

ゆで卵であってゆで卵でない、ゆで卵風のなにか 世に「ロングエッグ」なる加工品があると知っ…

100

ポテトチップスなど食べず、内気でちょっとおしゃれな娘さんに気永に惚れなさい。

反省文「深夜にポテチを食べたことについて」 朝起きてふと床に目をやると、目線のその先にポ…

100

今週の日記|コーヒーゼリーのレシピなど

5月15日 季語の世界外を歩いていると、めがねのレンズに小さなキミドリイロのアブラムシが…

100

今週の日記|豊かさとは、選択肢の多さより、そこに自分の欲しいものを見つけられるか…

5月10日 アットホームな職場午前中、ハラダくんと定例のミーティング。今週やるべきことの…

100

今週の日記|ばかに

5月5日 ばかウマ世間はGW最終日。風がばかに強い。おかげで、一日中「ばかに」ということば…

100

今週の日記|ステイホームすぎる

5月1日 旅のおわり世界のはじまりスウェーデンの建築家ヨセフィーナ・ノルドマルクが設計した集合住宅がすばらしかった。NHKで放映されていた番組「アーキテクツプレイス 北欧発 建築家の幸せな住まい」で見たものだ。 ピーテオという北スウェーデンにあるその集合住宅は、中庭を囲んだ高さも、外壁の色も異なる9棟のアパートからなっている。ノルウェーのベルゲンの一角にあるブリッゲンが、ひょっこり姿をあらわしたかのようである。じっさい、木造のアパートも含まれているという。 部屋はそれぞれ

有料
100

今週の日記|おもてなし?

4月28日 客人か身内かスウェーデン人と結婚し、ノルウェーで暮らした経験をもつ桒原さやか…

100

今週の日記|仕事とブンカ系な日々

4月24日 フィンランドでお神輿を明日から三度めの緊急事態宣言。友人が企画に協力している…

100

今週の日記|届けることをやめてしまったことばの行方は

4月20日 自戒を込めて本来ことばは届けるものであって、ぶつけるものではないはずなのに、…

100

今週の日記|&

4月17日 アァルトとアアルト今週の「フィン活」本から。 堀井和子『アァルトの椅子とジャ…

100

今週の日記|たいがいの物事はこねくりまわすと面白くなる

4月13日 切手で旅するフィンランドフィンランド好きが集うのどかなサークル「nuotio|taki…

100

今週の日記|おいしそうにコーヒーを飲むひとを演じるには

4月5日 珈琲いかがでしょう中村倫也主演のドラマ『珈琲いかがでしょう』第1話を観る。コー…

100

今週の日記|春に。

4月2日 幸福の内に閉じ込められたちいさくて透明な不幸のたね春がこわい。そろそろ桜も散り、朝、おもてを見ると景色が一変している。いっせいに木々が芽吹いて、あたり一面がみずみずしい「緑色」に覆われているのだ。子どもの時分から変わらず、それがこわい。 冬のあいだ閉じ込められていた木々の生命力が、なにかの弾みで封印を解かれたかのように一気に溢れ出す。その過剰ともいえる生命力の横溢を前におののかずにはいられない。悲鳴をあげるような恐怖ではなく、それは、じんわりと厭な気分。不穏さ、と

有料
100