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人生に「まさか」はつきものである。そして、「まさか」と「学び」はセットになっている。はっ…
たとえば、食品をくるむラップについて。ラップにはそれなりにこだわりがある。買うときは、基…
雨に名前をつける 雨が好きなどと言うと、偽善者と思われるだろうか。 雨を好む人は、実際い…
所変われば品変わる、と言う。あたりまえと信じて疑わない風俗や習慣も、一歩外へ出てしまえば…
壊して、作って ヒトは「管」である。そんな、なんとも破壊的ともいえるフレーズと遭遇したの…
コーヒーにまだ間に合う 忙しい朝にコーヒーを淹れることの効用を、ここ最近になってようやく…
ゆで卵であってゆで卵でない、ゆで卵風のなにか 世に「ロングエッグ」なる加工品があると知ったときはさすがに驚いた。たしかに漠然とした違和感はあった。が、まさかそこまでやるとは考えていなかったのだ。 違和感というのはほかでもない、コンビニやスーパーで売られているサラダなどに入ったゆで卵のことである。その形大きさは、いつ見てもあまりに均一すぎやしないか。その造形は、あきらかに自然の摂理を超越している。 必要は発明の母、とも言う。おそらく、目のつけどころがシャープな人が「この木
反省文「深夜にポテチを食べたことについて」 朝起きてふと床に目をやると、目線のその先にポ…
世の中には、同じことをしでかしても干される人と干されない人とがいる。子どもの頃は、それが…
前回の文章は、意に反しておかしな場所に着地してしまった。まるで、ただ「とんかつ」が食べた…
少し早めに仕事を切り上げ、銀座に行った。「寄った」ではなく、この場合、距離的にも、また方…
寄り道の寄り道は迷子だし、脱線の脱線は大事故である。とすると、自分の本との出会い方をひと…
14連勤中の帰り道。ふと見上げた空にため息が出る。北風に飛ばされた茜雲が、まるで金魚のよう…
仕事帰りに、当日券で上野の東京文化会館に行ってきました。 ひさびさの東京文化会館でしたが、ここや神奈川県立音楽堂の響きには、CDに馴染んだ耳でひさしぶりにアナログレコードを聴いたときのような温もりや落ち着きが感じられてよいものです。ホワイエが贅沢にゆったりつくられているのも昔の劇場ならでは。