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7カ国ヨーロッパ周遊旅行~1ヶ月間の女一人旅(2)オランダ2日目~アムステルダム観光①

わたしが行った7カ国と各国の街はこちら。

  • オランダ(4泊)ハールレム、アムステルダム、ロッテルダム

  • ベルギー(2泊)ブルージュ、ブリュッセル

  • フランス(3泊)ストラスブール、コルマール

  • ドイツ(4泊)フランクフルト、マインツ

  • イギリス(5泊)ロンドン

  • ポルトガル(5泊)リスボン、シントラ

  • スペイン(5泊)バルセロナ、シッチェス

行きと帰りのフライト時間を含めてちょうど31日間の旅。2日目の記録です。


オランダ2日目~アムステルダム観光①

オランダに着いた当日はスーパーに食べ物を買いに行って、寝ただけで終わった。本格な旅は今日からスタート。

オランダはヨーロッパの中でも物価の高いことで有名だ。 アムステルダム市内はホステルでも高いところが多かったので、近郊のハールレムという街にある「Hello I'm Local - Boutique Hostel」に泊まることにした。

Hello I'm Local - Boutique Hostel
Hello I'm Local - Boutique Hostel

テラスでの朝食(バナナ、グラノーラ付きヨーグルト、スムージー) カフェ併設のホステルはオシャレで、若干の潔癖症なわたしでも問題ないくらい水回りも清潔感があり、快適に過ごせた。(強いて言えば、二段ベッドの木製のはしごが立てるミシミシという音が早朝、夜に気になるくらい)

朝ごはんを食べ、準備をして、ハールレム駅からアムステルダム中央駅に向かう。

ハールレム
ハールレム

ハールレム駅 駅中の販売機でアムステルダム中央駅までのチケットを購入。1等車、2等車と選べるようになっているが安い2等車でも十分キレイ。そして、平日の朝でも全く混んでいない。

電車の切符
電車の切符

車内で撮ったアムステルダム行きチケット ハールレムからアムステルダム中央駅まで15分ほどで到着。

アムステルダム中央駅
アムステルダム中央駅

東京駅に少し似ているアムステルダム中央駅 アムステルダム市内ではトラムが走っているが、歩いていて飽きない街並みだったのでトラムには一度も乗らず全て歩いて観光。

おかげで毎日2万歩ほど歩くことになり、滞在中に食べた揚げ物、甘いものなどのカロリー爆弾は無事に消費された。(と思いたい)

アムステルダム
アムステルダム

歩いていたら出会ったカラフル自転車 自転車大国で有名なオランダ。街中にはたくさんの自転車が駐輪されている。

レンタサイクルで観光したいと思っていたが、太陽が出て暑くなったと思ったら急に雨が降ったり、と変わりやすい天候だったため断念。(変わりにロンドンでロードバイクをレンタルしたので、その話はロンドン編で)

The Pancake Bakery

アムステルダムを少し散歩してから向かったのは、オランダ風のパンケーキが食べられる「The Pancake Bakery」

オランダのパンケーキは日本人が想像するようなパンケーキではなくクレープのような薄い生地。

「Ready to order?」

メニュー数が多くどれにするか悩みすぎて、店員さんに何度か聞かれた。食べるものは割と即決するタイプだが、次にいつ来られるか分からない場所だとメニュー選びに時間がかかる…。(2つ、3つ食べられるお腹の余裕があれば嬉しいんだけど…)

最終的にバナナとチョコのパンケーキとラテを注文。

The Pancake Bakery
The Pancake Bakery

バナナとチョコのパンケーキ 甘くて美味しい。甘党なわたしはすべて一人で食べきった。ちなみにこれがランチ。

見た目通り、かなり甘く、サイズが大きい。甘党でない人は複数人でシェアするか、しょっぱい系のメニューを選ぶことをおススメする。

The Pancake Bakery
The Pancake Bakery

お店を出たのは12時過ぎだったが、列ができていた。

名称:The Pancake Bakery
住所:Prinsengracht 191, 1015 DS Amsterdam, オランダ

Amsterdam Tulip Museum

パンケーキを食べ終わって、またぶらぶらと散歩をしていたらたまたま見つけたミュージアム/ギフトショップ。店頭の色鮮やかなチューリップに目が留まり、思わず入る。

Amsterdam Tulip Museum
Amsterdam Tulip Museum

ミュージアムには入らなかったが、ギフトショップには様々な種類の球根、チューリップ柄の可愛いお土産が売っていて見ていて楽しい。

Amsterdam Tulip Museum
Amsterdam Tulip Museum

オランダの国花チューリップ。球根の生産量も世界一だそうだ。見頃は3月中旬~5月なので今回の旅でチューリップ畑は見られなかったが、次に来た時はぜひ見に行きたい。

名称:Amsterdam Tulip Museum
住所:Prinsengracht 116, 1015 EA Amsterdam, オランダ

アンネフランクの家(ミュージアム)

次に向かったのはアムステルダムに来たら絶対に行きたかったアンネフランクの家。

アンネフランクの家
アンネフランクの家

ミュージアム入口 ミュージアムは完全予約制で公式HPでチケットが購入できるのだが、HPを見たときには既にわたしが滞在していた日はすべて売り切れていた…。かなり人気なので、日程が決まった方は早めにチケットを買っておくべし。

ミュージアムには入れないが、家の外観は見ることができる。

アンネフランクの家
アンネフランクの家

一階が深緑の部分がアンネフランクの家 思っていたよりも幅が狭い。屋根裏はもっと狭いことが想像できる。

アンネフランクの家
アンネフランクの家

セルフィーや決めポーズで写真を撮っている方がいて、「ここでそれはなんか違うよな」と思ってしまった。

名称:Anne Frank Huis
住所:Westermarkt 20, 1016 GV Amsterdam, オランダ

ちなみに、わたしが滞在していたハールレムにもナチス、ユダヤ人迫害に関するミュージアムがあり、そこでは自宅に迫害されていたユダヤ人などを匿っていたコリーさんという女性について知ることができる。

わたしはこちらも満員で予約ができなかったのだが、アンネフランクの家と合わせてチェックしてほしい。(無料/英語でのガイド有)

名称:Corrie ten Boom Museum
住所:Barteljorisstraat 19, 2011 RA Haarlem, オランダ

運河クルーズ

午後からは事前に「GetYourGuide」で予約をしていた1時間の運河クルーズへ。アムステルダムに行ったことがある方からオススメされたうちのひとつが「運河クルーズ」だった。

アムステルダムのメインエリアをぐるっと一周してくれる1時間のツアーをチョイス。

予約すると「GetYourGuide」のアプリ上でQRコード、予約情報が表示されるので集合後の予約確認もスムーズに終わった。

運河クルーズ
運河クルーズ

フィンランドの団体さんと一緒になり、フィンランド語が飛び交う船内 英語ガイドさんの説明付き。飲み物は飲み放題。

運河クルーズ
運河クルーズ

チーズとワイン(わたしはリンゴジュース) 運河には”ハウスボート”と呼ばれる家が多く停泊している。きちんと法的に認められている家で、電気、ガス、水道なども設備されている。その反面、本当の船のように移動することはできないらしい。

運河クルーズ
運河クルーズ

ハウスボート アムステルダムに来たら運河クルーズはまず最初に体験するとよいかもしれない。ガイドさんの説明を聞いた上で街歩きをしたほうがより楽しめる。

KattenKabinet(猫の博物館)

運河クルーズの後は「KattenKabinet(猫の博物館)」へ歩いて移動。

KattenKabinet
KattenKabinet

住宅の中に紛れていて一回通り過ぎた…。目立たない佇まいだけどこちらの看板が目印。

KattenKabinet
KattenKabinet

アムステルダムは他にもたくさん観光地があるので、ここはどちらかと言えばマイナースポット。小さなミュージアムで人も多くないので、自分のペースでゆっくり回れる。

KattenKabinet
KattenKabinet

猫関連のアート作品や写真が飾られている。

KattenKabinet
KattenKabinet

作品をじっくり見ていると、いつの間にか近くに猫ちゃんがいた。 お腹も触らせてくれるくらい人懐っこい。

ここには猫好きしか来ないはずなので、きっとみんなからよしよしヾ(・ω・`)されているのだろう。

日本を離れてまだ丸二日ほどだというのに、うちの子たちが少し恋しくなる。元気かな…。忘れられてないかな…。

とにかく猫好きは必ず訪れてほしいミュージアム。

名称:KattenKabinet(猫の博物館)
住所:Herengracht 497, 1017 BT Amsterdam, オランダ

屋根裏の教会博物館

また少し散歩をして、次は「屋根裏の教会博物館」へ。

人気な博物館はすべて事前予約制のアムステルダム。ここもどちらかと言えばマイナースポットのようで窓口ですぐにチケットが購入できた。

屋根裏の教会博物館
屋根裏の教会博物館

カトリックの信仰が禁止されていた時代。人々が隠れて信仰を続けるために住宅の屋根裏に作った教会がミュージアムとなっている。江戸時代の”隠れキリシタン”のようなことがオランダでもあったとは…。

「館内は狭いからバックは無料ロッカーに預けてね」

受付の人に言われてスマホ以外の手荷物をロッカーに預け、見学スタート。チケット代にオーディオガイドも含まれていたため、オーディオマシンを受け取った。(一応「日本語はありますか?」と聞いたけどなかった…残念)

屋根裏の教会博物館
屋根裏の教会博物館

家の中は迷路のように入り組んでいる。リビング、寝室などの普通の部屋を抜け、狭い階段をいくつか上がると教会にたどり着いた。住宅の中に見つからないように教会を作ったのだから、そりゃ複雑な作りになるか。

屋根裏の教会博物館
屋根裏の教会博物館

”屋根裏の教会”という言葉からものすごく小さな教会(テーブルサイズくらい)だと想像していたが、思っていたよりも大きく、椅子もたくさん並べられていた。

屋根裏の教会博物館
屋根裏の教会博物館

住宅内にあるキッチンのタイル 教会だけではなく、他の部屋も当時の生活の様子が伺えて面白い。

名称:屋根裏の教会博物館
住所:Oudezijds Voorburgwal 38-40, 1012 GD Amsterdam, オランダ

夏のヨーロッパの夜は長い

観光1日目からかなりたくさんの場所を見て回った。歩き疲れたので18時頃には宿に戻り、ゆっくりと夜ご飯を作り、就寝。

猫
帰り道で会った猫ちゃん

初めて夏にヨーロッパに来て感じたが、ヨーロッパの夜はとても長い。

女一人ということもあり、夜暗くなってからは外出しないようにしていたが、暗くなってきたのは8時過ぎ。

女性だけ、一人でヨーロッパ旅行を考えられている方は、日没の時間を確認して予定を立ててみるといいかもしれない。

▼3日目の記事はこちら

▼ヨーロッパ周遊旅行で宿泊した宿をまとめました


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