最上川えつこ

短歌+エッセイ【アラフィフ歌会始】Amazonで販売中! フリーライター&編集者として…

最上川えつこ

短歌+エッセイ【アラフィフ歌会始】Amazonで販売中! フリーライター&編集者として20余年。若さ?と健康づくりは推し活で。 エッセイや小説…頭の中は面白小話ばかり... 50を過ぎたおまけの人生は丸腰で生きていこうと思います。

マガジン

  • 私たちはどう生きるか -50歳から始める終活 -

    『終活』は人生のおしまいを考えるのではなく、おしまいに向けてどう生きていくかについて最終確認していく作業だと思い、50代ド真ん中の筆者が残りの人生に向き合うリアル体験記。

  • 最上川えつこの『そんなん 知らんがな』

    日常にちりばめらている「そんなこと言われてもねぇ…」的な話です。

  • 読む気があるなら買ってくれ

    最上川えつこの有料記事です

  • 最上川えつこのちょっと駄弁っていいですか

    最上川えつこの雑談集。 なんてことない日常の、なんてことない話を、なんてことなく語ります。 全50話

  • 最上川えつこのショートショート(短編)集*十人十色

    最上川えつこが書き下ろした短編・ショートショート。 10代~60代の主人公『私』が10人登場する、10のショートストーリー(を出していく予定です)。 現在は3作品目の【繰り結び】の連載中。

最近の記事

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*案内板*

はじめまして。 最上川えつこです。 少しだけ自己紹介をしようと思います。 私はアポロ11号が月面着陸したのとほぼ同時期に地球上に着陸?(誕生)しました。 令和時代では不適切と言われるようなことばかりの世界を何の疑問もなく生き抜いてきました。気力・体力の衰えに抗うことに限界を感じ、これからは丁重適切に私のことを取り扱ってもらいたいとボヤく五十路女です。 ◆仕事についての自己紹介 私が大学を卒業した当時は終身雇用が当たり前。このまま在籍していればウハウハだった(かもしれない)

    • 50歳から始める終活 vol.9_3度目のお見送りはゆるやかに①

      50歳から始める終活 ~もくじ~ vol.01_激動の時代に生き抜くために vol.02_見送りびととして vol.03_初めてのお見送りは突然に… vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水 vol.05_ハガキで分かるライフステージ vol.06 喪失の経験が増えてくる vol.07 お見送りは突然に-Part2 vol.08 悟リスト:その2-生き方が死に方 どうせ避けられないのだから避けようなんて考えるのは止めた 『生老病死』は仏教用語で、この世に生まれたからには

      • #07:HYBE × M.H.J.の乱 から垣間見る社会とか

        K-POP界の赤穂事件?! ビックリ仰天!! ミン・ヒジン氏の逆襲 ドラマなどで二度見のシーンはよくあるけれど、実際に二度見するということはめったにない。 4月25日の昼下がり。 ひと仕事を終えて、最寄駅から家に向かってのんびり歩いていたところで友達から連絡が来た。 「ちょ、、、ちょっと!!!ミン・ヒジンが大変なことになってる!」 な、なぬ?!?! 自分がスマホを二度見…していたのに気づいたのは、その場で独り「えー!」と大きな声を出してからのこと。二度見はもしかしたら脊髄反

        有料
        300
        • 50歳から始める終活 vol.08_悟リスト:その2 -生き方が死に方

          50歳から始める終活 ~もくじ~ vol.01_激動の時代に生き抜くために vol.02_見送りびととして vol.03_初めてのお見送りは突然に… vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水 vol.05_ハガキで分かるライフステージ vol.06 喪失の経験が増えてくる vol.07 お見送りは突然に-Part2 身近な人の生き方に触れて思うこと ある年齢を超えると新たに知り合う人より去っていく人のほうが増える。 この世は有為転変、生きていれば環境や身を置く場は常に変

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        • 私たちはどう生きるか -50歳から始める終活 -
          9本
        • 読む気があるなら買ってくれ
          2本
        • 最上川えつこの『そんなん 知らんがな』
          7本
        • 最上川えつこのちょっと駄弁っていいですか
          50本
        • 最上川えつこのショートショート(短編)集*十人十色
          10本
        • アラフィフ歌会始~更年期を楽しむビタミンエッセイ~
          40本

        記事

          歌う!社会見学*1曲目-『ホテル』

          有料記事設定…には理由がある 我々日本人は、古くは万葉集から歌に心を映しながら、善くも悪しくも自分の内面を昇華させようとしてきた。 特に流行歌は、当時の多くの人々に親しまれたもので、個人的な心情だけでなく社会そのものを映しているといっても過言ではないだろう。 さて、最近は昭和歌謡が『エモい』そうだ。 確かに旋律も歌詞に紡ぐ言葉の扱いも、昭和歌謡は丁寧で物語性が高いものが多い。が、過去の文化が改めて見直されて流行るということは、我々の青春時代は歴史に分類されるほど遠のいた…

          有料
          150〜
          割引あり

          歌う!社会見学*1曲目-『ホテル』

          50歳から始める終活 vol.07_お見送りは突然に-Part2

          50歳から始める終活 ~もくじ~ vol.01_激動の時代に生き抜くために vol.02_見送りびととして vol.03_初めてのお見送りは突然に… vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水 vol.05_ハガキで分かるライフステージ vol.06 喪失の経験が増えてくる Welcome から Good bye が増えた 人生は一方通行。物理の世界ではパラレルワールドがあるとか、時間は存在しないとかいうけれど、私の頭には確実に白髪が増えているし、毎晩フェイスシートを乗せ

          50歳から始める終活 vol.07_お見送りは突然に-Part2

          50歳から始める終活 vol.06_喪失の経験が増えてくる

          50歳から始める終活 ~もくじ~ vol.01_激動の時代に生き抜くために vol.02_見送りびととして vol.03_初めてのお見送りは突然に… vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水 vol.05_ハガキで分かるライフステージ お見送り…突然だけどみんなが気持ちよく 初めてのお見送りは義父の心疾患による“突然死”だった。(vol.2~vol.4で書いています) 突然やってくるXデー。亡くなった本人はどう思っているのか聞くことができないので考えても仕方ないが、家族

          50歳から始める終活 vol.06_喪失の経験が増えてくる

          #06:時代の変わり目。私が見たい世界…私が知りたい世界

          TVよりYoutubeを観るようになって思うこと 地上派放送は録画以外を観なくなってしばらく経つ。 YouTubeは自分が好んで視聴する番組に合ったものが「おすすめ」として表示される仕組みになっているので、いちど番組見ると「次はコレはいかが?」と私の視聴傾向を分析した上で集めたおすすめ番組が表示されるので、それをポチって観てしまう。 私の興味関心があるものを「ぜひご覧ください」とおすすめに出ることは有難い反面、ズルズルッと見続けていくうちに頭の中は自分の見たいものの世界で

          #06:時代の変わり目。私が見たい世界…私が知りたい世界

          50歳から始める終活 vol.05_ハガキで分かるライフステージ

          50歳から始める終活 ~もくじ~ vol.01_激動の時代に生き抜くために vol.02_見送りびととして vol.03_初めてのお見送りは突然に… vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水 身近な訃報が増えたのは歳のせい?! 自分のことだけを考えると、子どもの頃からなーんにも変わっていない気がするが、年齢相応の歩みを続けていることがハッキリ分かるのはお正月である。 お正月?!…正しくは、近年の絶滅危惧種である『年賀状』。 昭和の時代…携帯電話が無かったころの年賀状は、

          50歳から始める終活 vol.05_ハガキで分かるライフステージ

          #05:アラフィフ女の健康づくり~堪忍袋を携えよ~

          できれば穏やかに生きていきたい 50代に入ると、かつて労働へのモチベーションとなっていた物欲はすっかり無くなり「平穏無事」が何よりで、そこに楽しい時間が加わればもうこれ以上望むことはないと思うようになった。 満足することよりも目標や意義ばかりを考えて落ち着きなく過ごしていたのは、未来への期待?希望?…人生の余白が多い若さのおかげだったような気がする。アグレッシブに行動すれば山あり谷ありの刺激が多く、若い頃はそれをあえて好んで選んでいたようだ…あぁ、若かったな。 ところが、

          #05:アラフィフ女の健康づくり~堪忍袋を携えよ~

          50歳から始める終活 vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水

          50歳から始める終活 ~もくじ~ vol.01_激動の時代に生き抜くために vol.02_見送りびととして vol.03_初めてのお見送りは突然に… 昨日と同じ今日…無難無事であってほしい…けれど 人間は、わずかな変化よりもこのまま同じ場所で居続けたい気持ちのほうが強いし得意なんだろうな…ということを実感した義父のお見送り。 老い衰えは見せていたものの日常生活は普通に送ることができていた義父。生前最後に会ったのは約1カ月前くらいだろうか、巣鴨にある泰平飯店に義父母と私た

          50歳から始める終活 vol.04_悟リスト:その1 -行雲流水

          50歳から始める終活 vol.03_初めてのお見送りは突然に…

          50歳から始める終活 vol.01はこちら 50歳から始める終活 vol.02はこちら 本当に「突然」すぎると驚きなどない 自分の終活について考えるその前に、身近な人の「終わり」の経験について語ろうと思う。 なぜなら、自分の生き様は自分の経験から決めていくことしかできないからだ。想像では到底及ばない世界が実体験から見えてくるはず…。 約10年ほど前。 桜の花が散り新緑に染められ始めた4月某日。 異常気象のせいか、日本では年々季節の変わり目が曖昧になり、大嵐を境に猛暑と厳

          50歳から始める終活 vol.03_初めてのお見送りは突然に…

          #04:壊れた眼鏡を前にして懺悔、自分をもっと大切に…

          買っては壊し…の繰り返し。老眼鏡の悲しい運命 私はまたやってしまった…。 先日、行きつけの本屋の隅っこにある眼鏡コーナーで買った老眼鏡を、使用2か月も経たないうちにまた壊してしまった。 衝動買いしたのには訳があって、コンパクトに折りたためる形状と専用のコンパクトなケースが日常使いの鞄につけておくのにぴったりだったからだ。 これで外出時にうっかり「メガネが無い!」「見えない!」という悲劇に襲われることなく過ごしていたのだが…。 これで何度目だろう? 壊した眼鏡の数…恐ろしく

          #04:壊れた眼鏡を前にして懺悔、自分をもっと大切に…

          50歳から始める終活 vol.02_見送りびととして

          50歳から始める終活 vol.01はこちら 自分の死生観はどんなものですか? 死生観は人それぞれだが、私が初めて自らの『死』について大きく実感したのは、なんと子どもを産んだ時だ。 我が子の誕生はこの上ない喜びではあったが、生まれたばかりの子どもの顔を見た瞬間、私は 「あっ…わたし…もう、いつでも死ねる」 とハッキリ感じたのだ。 おかしいと思われるかもしれない…。普通ならば、「この子のために、私は死ねない」と思うはずなのに。こんな自分がとても不思議で、入院していた産婦人科の

          50歳から始める終活 vol.02_見送りびととして

          50歳から始める終活 vol.01_激動の時代に生き抜くために

          時代のシフトと『終活』ブーム 第一次ベビーブームに誕生した団塊の世代が定年を迎えるタイミングと時を同じくして『終活』ブームがやってきた。『終活』という言葉が世の中で知られるようになったのは2009年に刊行された週刊誌の企画記事らしい。 令和時代のいまでは「60歳はまだまだ現役」と思う人が多いだろうが、実際には不景気による早期退職制度が推進されたり、65歳までの継続雇用が約束されても業務内容や給与面では現役感のない待遇を受けるため、還暦を迎えると社会から退いた感を抱く人が多い

          50歳から始める終活 vol.01_激動の時代に生き抜くために

          #03:老いてから知る新世界 物理って面白い

          ある日とつぜん襲われる『老いるショック』 齢(よわい)50を過ぎたある日、近くにいる若者の何気ない会話に目を丸くする時がやってくる。衝撃は浦島太郎の玉手箱を開けた時の心情にピタリと重なり、それは自らの『老い』に真正面に向き合わざるを得なくなった瞬間だ。私が尊敬してやまないみうらじゅん氏が提唱する『老いるショック』というのはこういうことなのか…と。 以降、急激に襲う自分のこれまでの歩みと後悔。 (あぁしておけばよかった)(こうすればよかった)…『人間はいつからでも何歳からで

          #03:老いてから知る新世界 物理って面白い