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こころが疲れているあなたへ。開いてみてほしい一冊。「しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方」
私自身、PMSで気分が落ち込む時期が1ヶ月に1回訪れます。理由もなく不安に襲われてすごくネガティブになります。そんなときにふとであった本。それが「しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方」でした。
どんな本?
絵が可愛く、マンガっぽい形で書いてあるので心がしんどいときにも読みやすい本です。(しんどいときは文字を読むのもしんどくないですか?)読み終わったとき、なんだか心が軽くなる感じがしました。
私の周りには仕事でへとへとになって心の病気から休職している人がたくさんいます。それだけしんどい世の中なのかもしれないですね…そんな人達に「読めそうだったら読んでみてね」と勧めているのもこの本です。
読んでくれた人たちは
まえがきで泣いた
自分の気持ちを代弁してくれているみたい
気持ちが楽になった
と、いい報告をしてくれたので改めていい本だな、と感じました。
内容は認知の歪みをわかりやすくほぐしてくれるような内容です。
認知の歪みとは
認知の歪みとは、誇張的で非合理的な思考パターンを指す言葉。これらは精神病理状態を永続化させうるとされている。
認知の歪みの代表的な項目はこんな感じです。
全か無か思考(all-or-nothing thinking)ほとんどの問題は, 白か黒かのどちらかに決めることはできず、事実はそれらの中間にあるものですが、物事を見るときに、 「白か黒か」という両極端の見方をしてしまうことを「全か無か思考」といいます。
一般化のしすぎ(overgeneralization)1つの良くない出来事があると,「いつも決まってこうだ」、「うまくいったためしがない」などと考えること。
心のフィルター(mental filter)1つの良くないことにこだわってくよくよ考え、他のことはすべて無視してしまうこと。ちょうど1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように。 「心のサングラス」ともいう。
マイナス化思考(disqualifying the positive)単によいことを無視するだけでなく、なんでもないことやよい出来事を悪い出来事にすり替えてしまうこと。
結論の飛躍(jumping to conclusion)自分の短所や失敗を過大に考え,逆に長所や成功したことを過小評価する。「双眼鏡のトリック」とも言う。
誇大視と過小評価(magnification and minimization)根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう
感情的決めつけ(emotional reasoning)自分の感情が現実をリアルに反映して、事実を証明する証拠であるかのように考えてしまうこと。
すべき思考(should thinking)何かやろうとする時に「~すべき]「~すべきでない」と考える。
レッテル貼り(labeling and mislabeling)ミスを犯した時に,「自分は敗北者だ」、「とんまもの!」などと自分にネガティブなレッテルを貼ってしまうこと。
自己関連づけ(personalization)何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合でも自分のせいにしてしまうこと。
けっこう「あーこういう事考えてしまうことあるなぁ」と感じるものもあるのではないでしょうか。
こんな人に読んでほしい
イライラが多い人
人に気をつかいすぎてしまう人
自分を責めがちな人
劣等感を感じやすい人
さいごに
しんどいときに本を読むのはなかなか体力のいることかもしれません。なので、読めそうになったら一歩を踏み出すきっかけとして、ぜひこの本を読んでみてほしいです。少しでも気持ちが楽になりますように。
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