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【4/1更新】 mofi へようこそ!

【初めていらっしゃった方はこちらをお読みください】

みなさん、初めまして!

ハリウッドを読み解く週刊マガジン・mofi の共同執筆をしております、三谷匠衡(みたに かねひら)と申します。

mofi と書いて「もふぃ」とお読みください。こちらのタイトルは、もしも「映画省」という架空の国の機関があったら…という発想で、その英語名にあたる "ministry of film"、略して mofi と名づけています。

ハリウッドや映画づくりに関するあらゆる情報を、1ミリでも映画に興味のある方に向けて「中の人」である作り手目線から、縦横無尽にカバーしていきます。

映画業界の「中の人」が発信する映画マガジン

たとえば、お笑いの世界。

毎年12月に大人気を博すM-1グランプリですが、本番が終わったあと、いろんなお笑い芸人の方がM-1を振り返って解説するラジオ番組がすごく面白くて聞き入っちゃうことってありませんか?

mofi はそれの映画版とお考えください。

映画も、観る分には誰でも観て楽しめる表現でありながら、それが出来上がる過程や、映画がどういうビジネスのなかで成立しているかという、さまざまな要因が絡み合ってできています。その「中の人」の視点を読めたら、映画はますます面白く、楽しく、旨味のある体験になると私は考えています。

では、一体どんな人が書いているのか?

誰が書いているの?

執筆陣は本日から3人体制になりました! ロサンゼルスに映画の勉強をしに留学をしていたときに出会い意気投合し、気づいたらこのマガジンを立ち上げていました。そこに、大変心強い仲間が一人加わっていくことになったのです。

発起人は、デヴィッド・リンチやダーレン・アロノフスキーといった才能を輩出したアメリカ映画協会附属大学院(AFI)のプロデューサーコースを卒業し、現在はアメリカのディズニー本社で映像企画のプロデュースを行う、ロサンゼルス拠点の小原康平(@Kohei_obara)。

そして、このたび4/1から仲間入りした橋本英明さん。( @hideaki )映画やテレビにとどまらず、メディアのあり方に関する情報発信をずっと続けてこられている方で、その博識とアンテナの張り方の広さ・深さにはmofi執筆陣はずっと畏敬の念を抱いていました。

そして最後に、日本の大学を卒業後、ジョージ・ルーカスやロバート・ゼメキスといったエンタメの巨匠を生み出した、アメリカで最も歴史のあるフィルムスクール・南カリフォルニア大学大学院映画学部(USC)のプロデューサーコースを最年少で卒業し、現在は東京を拠点に日本の原作のハリウッド映画化に従事する三谷匠衡(@mitanikanehira)がお送りいたします。

私たちについては、いずれしっかりと自己紹介する記事を作成したいと考えています。どこかの映画のエンドロールで、いずれお見かけすることがあるかもしれません。

フィルムスクールってなに?

世の中には、いろんな分野のプロになるための大学院があります。

たとえば、法律家になりたい人はロースクール。ビジネスを専門的に学びたい人は、ビジネススクール。フィルムスクールはその映画版をご想像いただければ間違いはありません。

映画で学位がとれるなんて、ウソのような本当の話。日本にも映画をまなぶ学校がありますが、集まってくる才能の層の厚さ、そして全世界に流通する映画の本場という意味では、アメリカ・ハリウッドが現状世界トップレベルでしょう。

そんなハリウッドの映画産業の心臓部に下っ端から飛び込んだ日本人2名の視点から、映画の芸術やビジネスに関するあらゆることを語っていきます。

「ハリウッド」と一口に言っても、実際にその心臓部で仕事をする人は非常に少なく、日本人となるとさらに少ないのが現状です。一部、技術職や専門職で最前線で活躍されている方はいらっしゃいますが、プロデュースといった企画の成立にかかわる人はほとんどいません。

そんな世界で「中の人」として奮闘中の二人が、舞台裏をお見せするのが、本マガジンの大きな特徴です。

なぜ、このマガジンを?

もともとは2012-13年にフィルムスクールを卒業した小原・三谷が、留学時代にお世話になった方々に向けて、メールマガジンの形式をとり、

・フィルムスクール卒業後の二人の進路や日々の仕事について近況報告する

・フィルムスクールを経てハリウッドの下っ端からキャリアを開始した日本人が学んだ、映画の芸術面・ビジネス面に関する情報を共有する

ことを趣旨として、2013年に創刊しました。ライティング経験もない若者が突然始めたわりには、毎週月曜日発行のリズムをかれこれ5年以上継続し、号数も230を数えるに至りました。継続は力なり、ですね。

その間、日進月歩でテクノロジーは発展し、より「個人」として発信がしやすい時代になりました。そこで、普段のメルマガの形を超えて、より多くの皆さんに読んでいただけるコンテンツを提供すべく、note の場に私たちののれんを構えることにしました。

ここでちょこっとビジネスの話。メルマガと同様に値段は月々540円。スターバックスのコーヒー一杯のお値段で、1カ月、濃い映画の情報が受け取れるとなると、手前味噌ですが大変お買い得です。


mofi の構成

私たちのマガジンの構成は、大きく4つに分かれています。

1. ご挨拶

2. コラム・活動記

執筆陣の小原・三谷が、映画にまつわる様々なトピックを取り上げて解説する記事を掲載するのがコラムで、マガジンのメインディッシュにあたります。いっぽうで、執筆陣もまた、映画業界でのキャリアを築くべく奮闘する若手です。活動記では、二人のキャリアについての進捗や心のうちを、リアルタイムでお届けします。

3. 今週の映画ニュース

ハリウッドの主要映画業界紙が発行する毎週1,500本以上の記事の中から、その週必読の記事を厳選してお届けします。

4. 編集後記

最近では、冒頭の「ご挨拶」「編集後記」を、ひとつの記事としてお届けするスタイルが mofi で定着しつつあります。ちょっとしたサンプルとして、お楽しみいただけると嬉しいです。もちろん、コラムがメインですので、毎月ご購読いただけるのがいちばん嬉しいです(笑)

【鋭意企画進行中】 「mofi ムック」シリーズ

これまでのmofi のメルマガの中で反響のあった人気コラムや、毎月発行のマガジンをより楽しくお読みいただけるような補足的な情報をまとめた単品のマガジンもまた、展開していきたいと考えています。

もとが少し専門性が強めなので、よりわかりやすくみなさんにお伝えできるようにしていければという意気込みです。

たとえば、こんな具合です。

こういう単品のマガジンもこれから展開してまいりますので、ご興味のあるトピックにしたがってお楽しみください!


最後に

私たちは、純粋に、心から、映画・映像によるストーリーテリングを愛しています。この素晴らしさを一人でも多くの方に伝えられればと思っておりますので、どうかご愛顧のほど、よろしくお願いします!

ご質問・ご感想等ありましたら、質問箱からどうぞ。

まだまだ発展途上の私たちのマガジン、どうかご贔屓に!
(この記事も適宜アップデートしていくので、ときどき見に来てくださいね)



おまけ:もうひとつの連載 『現場目線のハリウッド』

ありがたいことに、COURRIER JAPONにて、最新の映画を取り上げ、それについて語る連載も持たせていただいています。ご興味ある方はぜひ、本マガジンと併せてご覧ください。


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