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「1日の中で1番好きな時間」は"人生"そのものを映し出している。

私が1番好きなのは仕事を終えて職場の電気を消した瞬間

1日が終わる時、今日もやり切ったという達成感が生まれたその瞬間が好きです。もちろん毎日これが味わえるわけではない。ときには後悔だったり悲しかったりしんどい日もある。でも1日で好きな瞬間といえば今はそこ。仕事が充実している証なのだろうか。

1年前は布団に入って寝る瞬間が1番幸せ感じてた

そういえば1年前は違ったな、と今思い出した。今では考えられない。今は布団に入ってYouTubeをみて時計の針が止まってくれたらいいなと思う。気づいたら窓の外が明るくなりかける日もある。それくらい眠れないし、寝て翌朝を迎えるのが嫌だという気持ちがある。なぜあの頃は寝る瞬間に幸せを感じていたのだろうか。あ〜あの頃はひたすら動いていたから身体を休めるということに幸せを感じていたのかもしれない。適切な運動量があった証なのだろうか。

2年前はお酒を飲む瞬間に幸せ感じてた

また思い出した。そういえば2年前はお酒ばっかり飲んでいたことを。1日の幸せといえばお酒だった。ほぼ毎日お酒を飲んでた。今は全然飲まなくなった。仕事でストレスを抱えていた証なのかもしれない。

友達の答えは「早朝」だった

心理テストか、何かの診断でこの質問を見たことがある。時間帯におけるいくつかの選択肢がある中で、私の友達は「早朝」と回答していて驚いたのを覚えている。私は1番あり得ないなと思った「早朝」を友達は選んだからだ。「なんで?」と友達に聞いたのも覚えている。友達は、1日の始まりだから的なことを言っていた気がする。私には理解不能だった。1日の始まりが1番好きだと模範回答のような回答を繰り出す友達は、人生が充実している証なのだろうか。

お母さんは夜中に料理の仕込みをする時間か仕事の昼休みと答えた

ついでにお母さんにも聞いてみた。またもや意外な回答が返ってきた。聞いておいて、書いておいてなんだが、どちらも理解不能だ。夜中に料理の仕込みをすることは、家族のためであり、家族に尽くすことに幸せを感じている証なのだろうか。仕事の昼休みなんか特に理解不能だ。母は今の仕事を「時間を売ってお金を稼ぐ手段」とみなしているんだろうなと想像がつく。半分の時間を売ってお金を稼げたことに幸せを感じるのだろうか。よくわからないけど。

「1日で1番好きな時間」は人生そのものを映し出す

この質問の回答は人によって大きく異なり、その人の人生そのものを映し出している気がする。「子供と触れ合う時間」と答える人は人生の重きを子供に置いているのだろうし、「好きな人と過ごす時間」と答える人はパートナーがいる人生に重きを置いているのだろう。

人生はどんな方向にも向かっていける

人生の重きが変わると方向転換もきく。私自身、1日で1番好きな時間が年々変わっていくとともに人生観も変わってきている。つまり人生はどんな方向にも進んでいける。そもそも人生とは1日1日の積み重ねなんだから当然のことである。人生という言葉にすると規模が大きくなってしまうが、1日1日と表現すると見方が変わってくる。"1年"と書いて「365日」と呼ぼう。”1日”と書いて「24時間」と呼んでみる。見方を変えるとできないと思っていたことができたりする。気づけば1日の中で1番好きな時間が変わっている。そして気づけば人生が変わっている。

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