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固定概念に囚われる日本人を変えるには結局コミュニティ最強説。

きっかけは渡米

日本人が固定概念に囚われているんだなと気づいたのは高校3年生の春だった。外務省のプログラムで10日間ほど渡米したことで、私の世界は大きく広がり、奥行きを感じることができた。見るもの全てが目新しく、17年間見えないベールに包まれて1人で勝手に息苦しく感じて生きてきたことに気づいた。

”You are thin."

ホームステイ先のホストファザーと初めてあったときに言われた言葉だった。日本人の高校生だった我々は謎のダイエットに夢中になっていた。「痩せている」ということが日本人にとってプラスの表現であることは想像が容易につくだろう。英語だとこういう表現になるとは知らなかった。と同時に、アメリカでは「痩せている」ことがプラスでないんだなと気づいた。

海外に行くことで視野が広がるのは当然

海外に目を向けた多くの人は視野が広い。兄弟が多い人も広い視野を持っているかもしれない。そういう意味でひとりっこだった私が高校3年生でアメリカに行った時の衝撃がいかに大きく、忘れられないものとなったことだろう。育った環境が異なる日本人、気づけば謎の固定概念を持って生きている。例えば新卒入社して3年は働くべきだとか、結婚してから子供を産むのが当然だとか、こうであるべきという凝り固まった考えを持った人間が子を育てることが危険だということを伝えたい。

固定概念があることで息苦しくさせている

暗黙の了解のような常識があることで苦しくなる。誰にも迷惑をかけていないのに苦しくなった結果、誰かに迷惑をかけたり、自分の道を諦めることになる。そんな苦しい世の中を変えるためには日本人の固定概念をなくす必要がある。そんな考えもあるよね、そういうやり方も一理あるね、こんなふうに認め合える世の中にしたい。

どうすれば固定概念をなくせるのか

海外に目を向けることが手っ取り早い。でも海外に興味のない日本人はめちゃくちゃ多いし、海外を見ずとも固定概念なんてない人だっている。
では、どうすればいいのか?アニメやゲーム、エンタメで解消できるのではないか。というかエンタメってそういうためにあるんですよね。オンラインで世界が繋がれる世の中になってきている今、一見固定概念を破るには容易いと思われるが、逆に難しいと思う。コンテンツを選択するのは自分、関連コンテンツが自動で出てくる、そうすれば固定概念から外れることもない。結局コミュニティが最強だってことかもしれない。

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