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バレエ座学「くるみ割り人形」の世界@オンライン

空気がだいぶ冷えてきましたね⛄️
もう12月後半とは、びっくりです。

さて、《くるみ割り人形》はこの季節にこそ観て貰いたい演目。
さむーい時期に観ると、ほっこりする作品です🕯️


先日日曜日の夜にオンライン座学「知るって楽しい!《くるみ割り人形》の世界」を開催いたしました🎄
沢山の方にご参加いただきました。改めて本当にありがとうございます。

オンラインの様子

この演目は、世界中の劇場でレパートリーに加えていないバレエ団はないのではないか?と思います。
なんて言ったって、クリスマスのお話しですし。

ただ、色んなバージョンがあって、混乱している方も多いのではないかと、そんな風にも思っていました。(私もそうなので)

主役が「クララ」だったり「マリー」だったり、ロシアでは「マーシャ」と言われたり
1892年に初演されて以来、様々な演出がなされています。振付家たちの意図によって、内容も少しずつ変わります。

演出家の想像力が掻き立てられる作品なのだと思います。


この講座では、オーソドックスでシンプルな流れを軸に作品の基本のキを解説、そしてチャイコフスキーのこと、踊りの説明・見どころなどのお話をしました。

観劇の前に、作品の奥行きに少し触れると、気づくこと・見えることが変わってきます。
これはバレエに限らずだと思いますが、そんな機会になれば良いなと思っています。

2幕の金平糖と王子のグラン・パ・ド・ドゥのアダージョの曲に関しては、講座中に話したかったポイントをすっかりころっと忘れてしまい😅
後日補足させて頂きました。(すみません)
憂いを帯びた少し物悲しい、しかし美しい旋律のワケ。
色んな資料から、予測・想像されることがあります。

お土産のくるみ割り人形 fromニュルンベルグ

作曲家の人生にも思いを馳せながら音楽を聴くと、また違う印象や分かることがあります。

バレエの作品は、綺麗で楽しい作品としても十分満喫出来ますし、
もう一歩踏み込んで、自分なりに解釈を加えることも可能です。

色んな角度から眺めてみると、エンターテイメントとしても芸術としても、その奥行きの深さに気が付くと思います。


年末にかけて、劇場は昼(マチネ)と夜公演と、毎日2公演の上演が始まるかき入れ時ではありますが、ダンサーたちはちょっと大変な時期。
皆毎日クタクタ。。笑
頑張って欲しいです。

資料を色々調べていると、やはり舞台で観たくなりました。

講座にご参加くださった皆さま、いつか一緒に観劇ツアーなんかもいかがでしょうか?😆


より一層楽しめるように、少しずつ、オンライン座学の機会を増やしていけたらと思います。

是非、舞台を楽しんでください。

🎄マトリョーシカたちも参戦!



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