マガジンのカバー画像

読書感想と自分語り

9
感じたまま思いつくまま。
運営しているクリエイター

記事一覧

読書感想メモ その1※ちょっとづつ書き進めます

何にでも自分が興味を持った事の職業に就きたいとよく思うのは、僕もそうだったなと思い出して微笑ましくなる。
大人の優しさを持つ。僕自身、未だに真に受けてしまう事が多々あるので難しいけれど。嘘も方便とか表面上であっても相手に快くなってもらうといった社会技能。気づいていなかっただけでこういう優しさは身近にたくさんあったのだろうなと思う。#追記:1964年東京オリンピックの頃を時代背景としたアニメ映画の演

もっとみる

読書感想メモ その2※自分語り多めです

小学校を退学処分…この事実だけで昔の教育環境は厳しかった。適切な表現が難しいですが、はぐれ者達の生存権、それ自体今ほど保障されてはいなかった。
経済成長(税収も増えて)と共に教育や福祉についての理念、実践方法の具体例などが入ってくるようになりそれが広まって様々な施策決定、支援団体の活動等が行われるようになっていったのだと思います。当事者達自らあげられる声。

僕自身、境遇は違いましたが義務教育をき

もっとみる

読書感想の形を借りた自分語りメモ その3

思ったことを口に出す。視界に入った気になる物の方へ寄っていく。顔を斜めにしたまま話したり。これってなあに?という好奇心。他人とは思えないほど、今の自分が共感できてしまうのが少し恐ろしくもありますが。抑圧からの解放と人格の再形成。本来の自分を取り戻す儀式なんだと前向きに捉えていきたいと思います。

 校舎になっている動かない電車に目を輝かせる主人公。歓声をあげながら走っていく子にすぐ追いついて制する

もっとみる

読書感想と自分語り その4

質問がど直球。笑いながら答える校長先生。どうしたいか真っ直ぐに言える純粋さ。
(別のどこかで読んだ好きになれない言葉→純粋ということはある意味それだけ愚かでもある)

母親と少しの間離れる心細さを感じた子になんとなくこの先生ならいいと思ってもらえた理由。

まずは笑顔、これが一番単純でいて最も重要な事で子供たちは敏感に読み取るのではないでしょうか。実際に多くの子供たちと接してきたからこそ醸し出る魅

もっとみる

読書感想と自分語り その5

にぎやかでいい。じっと静かにしていなくてもいいという環境は社会的に全部を容認できるわけではないけれど。疎外されやすい特性を持った子たちにとっては救いになり居場所になりえる。生徒の人数が多過ぎないというのも重要な点だと思います。多過ぎるとどうしたってカバーしきれなくなってしまいますよね。
明日から楽しみでキラキラの状態でも叫ぶのは自制できた。この主人公の子は僕よりも大人です。現実に泣きましたが、へこ

もっとみる

読書感想と自分語り その6

自分のしたいことの為であれば、早起きや身仕度、普段出来ていない事を周囲が驚く程に実行出来てしまう。前の学校は心の底から楽しめていなかったんでしょうね。変わりえた期待とその直後すぐ奇異な言動で不安にさせる。お母さん強いです!
飼っている犬猫に話しかけるなんてことはよくある話しだと思いますが、僕はネギ(野菜の)に話しかけ謝ったことがあります。人を孤独にさせてはいけない。大変深い言葉ですね。
自己主張。

もっとみる

読書感想と自分語り その7

なぜその子が周囲の人々から愛されるのか

ふざけただけのことだったとしても大事件になってしまったときに。自分の怪我の痛みにではなく、他者に責めが向かないことだけを心配する。そういう慈愛精神に溢れた子だから愛されるんだと思う。

〜・〜・〜・〜
俺が(あえてこう書くね)その御前に立つ事が出来なかったのは、弱きを助け強きを挫く気質。自分の精神、現状のこの姿ではそれ以上歩を進める事は出来なかった。

もっとみる

読書感想と自分語り その8

小児麻痺の子にはっきり聞いてしまうこと
なんでそんなこと聞けるの?人の気持ち考えないのと、親や周りの保護者の方達には思われるかも知れないけれど。障害当事者にとっては別け隔てなく明け透けに接してもらえた方が嬉しかったり気が楽だったりすることもあると思うので、一概にそれをよくない事だとは言えない面もあって。
ただ、すべての当事者が好意的に捉える訳ではないという事も同時に知っておく必要はあると思います。

もっとみる

読書感想と自分語り その9

海のものと山のもの
このおかずは海と山どっちだろう?と自然に興味をひかれて、お弁当一つの事でも学習になっていたりもする。また、海と山という単純な指定がお弁当を作る親御さんへの負担軽減(気が楽)にもつながっていますね。
対象はみんななので、自分だけが施しを受けているという惨めさを感じさせないような配慮があり。栄養もとれるように考えて行われている。

恥ずかしくて。僕はお弁当をランドセルで隠して食べた

もっとみる