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苦しさを盾にしているのかな

と思うことがある。苦しいのはこの世で私だけ、じゃないのに。だからと言って、その苦しさを全部我慢しなくていいと思うし、耐える必要もないんだと思う。独りで抱え込む必要もない。皆それぞれ何かしら抱えているものがあって、それでも支え合って、何とか今を生きているんだよなって思う。

生理前の今。眠くて怠くて、どうしようもない不安に襲われたり、些細なことが気になってしまったり。普段なら何とも思わないことに対して、腹を立ててしまう。だけどこれは私のせいじゃなくて、ホルモンバランスの乱れ。生理前の情緒不安定さからきているもの達。

理由が分かっているんだから、何も怯える必要はないよね。もしかしたらこれが、PMSってやつなのかも。診断されているわけじゃないから、表立っては言わないけど。ただ自分の場合はまだ、軽い方だと思う。

話は変わるが、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」と言う曲がある。それのYouTubeのファーストテイク版をたまたま見つけた数日前から、毎日聴いている私。

恥ずかしながらそれまで、ちゃんと始めから終わりまで通して、この曲を聴いたことがなかった。

……だめだった。

今の私の琴線に触れまくって。特に、2番のサビの歌詞が。

今 負けないで
泣かないで
消えてしまいそうな時は
自分の声を
信じ歩けばいいの

アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」

気が狂いそうになるくらいには泣いた。ただこれを聴いたのが深夜だったのと、近くには家族の寝室があるから。人目を憚り、ばれないように静かに泣くのを頑張った。

ボロボロになるまで泣いた。

苦しくて、頭痛がして、上手く呼吸ができなくなって。曲を聴き終わってから何とか深呼吸を繰り返して、呼吸を整えた。

今の私は、心が苦しいと感じることが多い。寝て起きて日中は元気なのに、夜になるとその反動が来ることがほとんど。

焦りと不安と苦しさが、一度に襲ってくる。

明日は卒業式の予行練習があって、大学に通学する。

久しぶりに友達に会う。大好きな人達に会えるのが楽しみ。

だけど、やっぱりこれが最後なのかもしれない。だって私は卒業式まで生きていないかもしれないから。そう、どこか引いた目で見てしまう私がいて。

本当は、友達と話したくて、かかわりたくて、近づきたいのに。それなのに、誰とも話したくない、かかわりたくない。私に寄り付かないで。

天邪鬼な私は本音を隠して、そう思ってしまうことが、これまで多かった。

だけど、それはこれからはやめよう。昨夜の入浴時、浴槽に浸かりながらそう思った。明日の卒業式予行、そして6日後の卒業式。節目と言う意味では、本当の本当にこれで最後。それなのに本音を隠すなんて、勿体ない。

ここでは、素の私を出しても受け入れてくれる人達だから。ありのままを曝け出しても大丈夫だって、4年間でよく分かったから。そうでしょ。

きっと大丈夫。


読んでくださってありがとうございます。

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