◇自分の〝好き〟には絶対に嘘はつけない。＃361

以前、自分の好きには
誰にも何も勝てないという記事を書いた。

やっぱり自分の〝好き〟には
嘘をつけないし、何も誰も勝てないと
より強く実感する出来事が起きた。

私は音楽がなかったら生きていけないというくらい
音楽が本当に大好きだ。

そして、歌うことも大好きだ。

音楽が好きで歌うことも好き。
そんな私は音痴である。

歌うことが大好きなのに
音痴なため人前で歌えない。

だからカラオケに行くときは
いつも一人でカラオケに行っていたし

付き合いでカラオケに行くときは
本当は歌いたいけど
音痴だから歌わずにいた。

ここ最近、仕事の関係で
歌う機会が増えた。

もちろん歌わなくてもいいのだが
歌うことが大好きな私は
本当は歌いたいけど
音痴がゆえに歌うことを我慢していた。

我慢していたというよりは
「好き」を抑え込んで、我慢していたのだ。

みんなが気持ちよく歌っているのを見ては
「あんなふうに歌えるようになったら楽しいだろうな。」
「みんなの前で歌えていいな…」
と、心の中で思っていた。

そんな日々を過ごしていて
仲間とカラオケに行く機会があった。

最初は「音痴だから…」と遠慮をしていたが
やっぱり歌いたいという気持ちが勝り
練習も兼ねて歌うことに決めた。

この日は音痴というのを気にせず
その空間と時間を楽しんでみた。

カラオケ終了後、びっくりするほど
私の心の中は「歌うことが大好き！」
という気持ちで溢れていた。

この瞬間、やっぱり自分の気持ちには
絶対に嘘をつくことは出来ないのだと確信をした。

私はみんなの前で本当は歌いたいし
みんなと一緒に歌いたいし、歌うことが大好き。

その気持ちを「音痴だから…」といって
無理やり抑え込んでいたのは自分だったのだ。


よく感情を捨てろとか
感情で行動するなとか言うけど

やっぱり自分の〝好き〟という気持ちは
誰にも何も勝つことは出来ないし
その気持ちに嘘をつくことは出来ない。

もちろん好きだけで行動することが
出来ないこともあるし
自分の好きで判断するのは危険な時もあるが

その気持ちを捨ててはいけないと思う。
というより、捨てることは絶対に出来ない。

なぜなら私たちは感情がある人間だから。

自分が好きって思ったものを食べたっていい。
好きって思ったお洋服を着てもいい。
好きな人といていいし、好きなことをしていい。

だってあなたが「好き」って感じたものは
あなたの心が感じたものだから。

その心から感じたものは
絶対に抑え込むことも、我慢することも出来ないし
抑え込んだり我慢したりすればするほど
心は苦しくなるし人生もつまらなくなる。

だからこそ
自分の〝好き〟を大切にしてほしい。

自分の〝好き〟を大切のすればするほど
人生は楽しくなる。

そして、自分と同じように
〝好き〟を大切にしている人が
周りに集まってくる。

自分のことがさらに大好きになる。

あなたの心から沸いたその〝好き〟って感情をお忘れなく。