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6月5日 「重ね煮」で作る! ブロッコリー、男爵、人参、キャベツ、小松菜 の易消化食・離乳食👴👩👶

さて、本日私が頂きますのは、

ブロッコリー
🥦 1房
男爵
🥔     中5個
人参
🥕     大1本
キャベツ
🌳   1/4玉
小松菜
🥬    1束

今日は風邪を引いてしまった🤧ので入浴は無しにして、ヘルパーさんと一緒に、先日お友達に教えて頂いた「重ね煮」にチャレンジすることにしました!

いつもは入浴している間に鍋を火にかけるため、お野菜が焦げるのが心配で、無水調理になかなか挑戦できずにいたのですが、今日はずっと鍋に張り付いてみました😊
うまくできるか、わくわく💕


「重ね煮」とは?

重ね煮とは、この図の原則に則って鍋に具材を重ねて詰めていき最初と最後にひとつまみの塩を入れ、基本的に野菜から出てくる水分だけで煮込む方法で、戦後間もない頃に生み出された調理法だそうです。
(図は友人に教えてもらったサイトを見ながら自分用に描いてみました🤔)

野菜を重ねる順番は、東洋の思想である、食材の陰と陽の性質に基づいて定められており、この陰と陽の食材のエネルギーを重ね煮の調理法(陰性の食材ほど下に、陽性の食材ほど上に配置して火にかける方法)によってうまく調和させる事で、本来野菜が持っている自然の「うまみ」を最大限に引き出せるとされています。
砂糖も化学調味料も使わず、最小限の調味料で、美味しい煮込み料理ができます。
(noteを見てくれた大学時代の友人が、この方法でお子さん用の食事を作っていると教えてくれました。栄養も逃さず食べれて、感謝感謝です🥰ほんとありがとう💖


🫕いざ実践!

今回は茹でこぼしができないので、食材は事前にお湯でしっかり洗いました
(皮むきは不要とありますが、腸も免疫力も弱いので、汚れやアクを茹でこぼせない分、念のため下処理はしっかりしておきます)


まずは、鍋底に塩をひと振り
し、
葉物の、小松菜とキャベツを敷きます。

※葉物は陰性の食材。身体を冷やしやすいですが、太陽に向かって上に伸びていくエネルギーを持つ食材。なので、下の方に。


次に、いも・根菜類の、男爵と人参を敷きます。

※いも・根菜類は陽性の食材。身体を温める働きがあり、地下に根を張って大地へと向かう下に伸びていくエネルギーを持つ食材。なので、葉物より上に。


最後にブロッコリー(^_^;)これは葉物にあたるので本当は芋の下なんですが、蓋が閉まるか不安だったので最後になりました。ごめんなさい。)
※ちなみに、もし肉や野菜を入れる際は、一番上に配置します。


そしていつもの岩塩をふりふりします。

これで準備OK🙆‍♂️🙆‍♀️
蓋をしっかり閉めて(※ここ大事!)完全水無し弱火で加熱していきます。
(蓋は必ず穴がないモノを使用すること。)

もし途中で焦げる感じがあれば、その際に追い水をするそうです。

※塩を振っているため浸透圧の関係で野菜の水分が流出しやすくなっているので、できるだけ、野菜の水分だけで煮ていきます。

staubの鍋は鋳物なので熱伝導率も非常に良く、気密性も高いのですが、それでも焦げないかちょっとドキドキ。

いつもどおり鍋は2個使い。
お風呂の代わりに足湯をして頂きながら♨️ヘルパーさんと一緒に見守りました。

火にかけてから左15分、右20分くらいで湯気がたってきました。
焦げた匂いがしないかクンクンしながら、もうちょっと煮てみます。

左20分、右30分で、芋や人参にもしっかり火が通りました!
いい感じ
そのままでも美味しそう😍🤤🤤💕

途中の追い水も必要なかったです✨
そして全然焦げてない上に、水も全く残ってない😳✨

火加減と加熱時間ぴったりだったみたいですね✨
これなら栄養逃さず食べれる😍嬉しい💕


そして、いつもどおりフードプロセッサーにかけていきます。

水分がない分すごくずっしりしています。
もったりでもない、ずっしり!
ポテトサラダみたいな感じ?↓

なので、今回は、嚥下食から易消化食に改名しました。笑

いつもはもっと水分があるのでトロッとしているのですが、もうね、すくったらスプーンから落ちません、笑 
飲むっていうよりは食べるって感じ。

でも保存にはこの方が良いですね。
水分が多いと時間が経つと余分な水分が浮いてきて、傷みやすくなります。

固めの場合は食べる際に水分を足して加熱すればいいので、アレンジはしやすそう✨


🗒感想と考察

😋味★★★★★

え!!?なに⁉️この旨味と深みのある味‼️
美味しい💕そして今までと全然違う!!
ちょうどいい感じにわずかな苦味も感じられます✨
なんか、それぞれの素材の味がちゃんと引き出されて、かつ引き立て合ってる感じ🤩✨

こりゃ星5でございます😍✨

今回はアブラナ科の小松菜とブロッコリー、両方入れたので、余計に味わい深いのかもしれませんが、それにしても男爵の味も小松菜の味もブロッコリーの味も人参の味もしっかりわかる✨
とにかくそれぞれの素材の味が濃い!
いつもは加水調理していたので、栄養と一緒に味覚を刺激する成分もしっかり水に流れ出してしまっていたのがよくわかりました🥺

凄いぜ!重ね煮

今回はアクや臭みの強い野菜がなかったので、お腹も大丈夫でしたが、
もし、ほうれん草里芋など、アクの強い素材を使用する場合は、特に腸の弱い方は、下茹でするなどのひと手間があった方がいいかもしれません。


🥄飲み込みやすさ★★⭐︎⭐︎⭐︎

これは流石に今までで一番ずっしりと固かったので、飲み込むというより、少し咀嚼する感じでした。
男爵の量を減らして葉物の量を増やすか、食べる時に豆乳や水を足して鍋で再度加熱しながら伸ばしていけば丁度良くなりそうです

ちなみに私はお粥に混ぜて食べました✨
お粥の水分といい感じに馴染んで食べやすかったです😋
(見た目は置いといてw)



🤓栄養★★★★★

前回との違いは、小松菜を足した事と、何より「重ね煮」

今回は重ね煮で調理した場合(蒸す)の栄養面でのメリットについて考えてみます。

小松菜とブロッコリーの栄養については前回に、
その他については前々回に記載しています😊

前回↓

前々回↓


野菜を茹でると栄養が失われるとよく言われますが、実は失われるのは一部です。

「茹でる」ことで流出するのは主に水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2など)。
ただこのビタミン、生野菜と生果物がNGな私には、凄く貴重な栄養素!


ちなみに、野菜は「生」「蒸す」「茹でる」「油で炒める」など色々な調理法がありますが、摂取したい栄養によって効果的な調理法は異なってきます。

例えばビタミンAやビタミンDなどの脂溶性のビタミンは、油で炒めることで効率的に摂取することができる栄養素。

それに対して、ビタミンCは非常に水に溶け出しやすいので、重量あたりの含有量は生食で頂くのが一番。でも生で食べられる量には限りがあります。
そこで、次にビタミンCの残存量が多い調理法、「蒸す」方法の出番。
野菜によっても異なりますが、「茹でる」よりもはるかにビタミンCを残すことができ、加熱している分、生食よりも沢山の量を食べられますよね😋

特に今回使用した、男爵、ブロッコリー、キャベツ、小松菜は、ビタミンCが豊富な食材なので、無水調理したことで、いつものように茹でるよりも効率的にビタミンCを摂ることができたのが嬉しいです😊


(私が生ものを食べられない理由はこちらに記載しています↓)


また、今回の食材に豊富に含まれているカリウムも水に溶け出しやすい成分なので、カリウムを効率的に摂取したい場合も、「茹でる」よりも「蒸す」方がおすすめです。※逆に腎臓の疾患などでカリウム制限がある方はたっぷりのお湯で茹でた方がいい場合もあります。

またアクなどの苦味を感じる成分も茹でる事で取り除けるので、使う野菜やお腹の調子によって調理法を使い分けるといいかもしれません😊

本日のまとめ以上です。

最後まで読んで頂きありがとうございました🥰
いつもスキしてくださる皆様、感謝です😊

ありがとうございます🥰

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