SEOで稼げる”穴場”を探せ!お宝キーワードを見つけ出す思考ステップ【WEBマーケティング】
こんにちは。株式会社ネクストレベルのWEBメディア事業部のマネージャーをしています、白崎 萌です。
現在は4つのメディアの編集長として、SEOでの集客とLPOでの収益化を担当しています。
本記事は前記事の続きとなります。こちらの記事を読んだ上で、理解できた方が対象となっております!
「このキーワード稼げるけど、ライバルが強すぎて歯がたたん」
「稼げていたキーワードに強いドメインのライバルが参入してきて順位を抜かれ、収益も落ちてしまった」
これらは”SEOあるある”だと思うのですが、
今回は、”ライバルが手薄だけど稼げる”キーワードを探していく思考について紹介していきます。
これ、お宝キーワードを見つけられてしまうので、本当は教えたくないんですが、特別に無料で限定公開します。
先に私自身のお話をしますと、婚活領域の1ドメインで月に数千万円クラスの収益までSEO流入1本でグロースさせてきました。この収益額はいわゆる稼げると言われているビッグワードやミドルワードだけでは達成できない金額です。
何をやってきたかといえば、いわゆる潜在層が検索するキーワードからユーザーを取り込みLPOで成約を増やす。ということをやってきました。
私の中で、KWを分類していくとこんな感じになっていくと考えています。
他のサイトでCVする前にCVを奪え!お宝ワード
お宝ワードはCVRもそこそこ高く、KWボリュームが高いものもあり、まさに”お宝”です。
これらの思考の起点は、CVするであろうユーザーたちが、CVドンピシャワードであるビッグ・ミドルワードにたどり着く前にどのようなことを検索しているかです。
これはユーザーのカスタマージャーニーをまとめていくと拾いやすくなります。
今回は例として「冷蔵庫」で考えてみましょう。
冷蔵庫を新しく買う場合、
(1)壊れたとき
(2)今の冷蔵庫に不満がある
(3)引っ越しなど、生活環境が変わるとき
この3の動機が主だと考えました。
それぞれが「冷蔵庫おすすめ」を検索するに至る前にどのようなキーワードを調べていたか考えてみましょう。
(1)壊れたとき
まず(1)のケースですが、純粋に壊れてしまったことを疑い、調べているケース
「冷蔵庫 冷えない」
「冷蔵庫 修理」
「冷蔵庫 熱くなっている」
こんな感じでしょうか。
考えてみると、故障の大半は冷えなくなることな気がするので、KWの数自体は少ないと予測できますね。
ただ、冷蔵庫が冷えない状態はかなり危機的状況なので買い替えまでのスピードは速く、CVRは比較的高いと推測できます。
例えば修理費用の相場から、購入した方がお得な冷蔵庫を紹介する流れでCVを取ることができるはずです。
(2)今の冷蔵庫に不満があるパターン
この場合をKWで考えると
「冷蔵庫 電気代」
「冷蔵庫 小さい」
「冷凍庫 増やす」
「冷蔵庫 2つ目」
などなど、こんな感じでしょうか。
電気代を気にしているのであれば、冷蔵庫の電気代についての情報から省エネの冷蔵庫の紹介ができますね。
容量に不満がある場合はスリムだけどたくさん入る冷蔵庫の紹介であったり、2つ目を買うよりメインを大きいものに買い替えるメリットを伝えたり、これも色々な方法でCVに導いていけます。
(3)生活環境が変わるにあたり買い替えor新規に購入するパターン
ここの層が最も多いと思います。
例えば、こんな感じで新生活を始める人をターゲットにしたKW郡
「同棲 間取り」
「引越し」
「入籍 やること」
「ルームシェア」
「一人暮らし 必要な家具」
CVRは遠いものの、この時点で冷蔵庫確かに買わないとなと思わせておくだけでも結果が変わってきたりします。
また、新しく家を建てる人。
「注文住宅」
「システムキッチン 費用」
「外壁 色」
こうしたKWを検索している人も、冷蔵庫を買い替える可能性があります。
家具一式買いそうな人
「ベッド おすすめ」
「電子レンジ 選び方」
「エアコン 工事費用」
他の家具を買う際に合わせて冷蔵庫を買い替える可能性があるため、このタイミングで冷蔵庫を買い替えるメリットについて言及し、ユーザーを気づかせるきっかけ作りができます。
利用後から乗り換えにつなげる「穴場キーワード」
顕在化する直前の層をとるのが「利用前のお宝KW」ですが、ジャンル違いでビッグワードになることもあります。そこでおすすめなのが、「利用後の穴場KW」も一緒に探していく方法です。
これは冷蔵庫など、一度買ったら何年も更新しないような商品だと難しいかも知れませんが、無形サービスや無料お試し系のものと相性がいいキーワードの探し方です。
利用後のキーワードは普通に考えたらCVにつながりません。そのため、SEOにおいては網羅性を考えて記事は作っておくけど、稼げないからコンテンツの品質に力は入れない、という判断をすることが多いです。
なので、丁寧にコンテンツを作ることでライバルが強力だとしても1位を取りやすい穴場キーワードとも言えます。
乗り換えが発生しやすい例として、スマホの格安SIMで考えてみます。
乗り換えにつながる不満ワードを拾い上げる
利用後の不満でキーワードで考えられるのが、こんな感じでしょうか。
〇〇(サービス名) 遅い
〇〇(サービス名) 電話代高い
〇〇(サービス名) 繋がらない
〇〇(サービス名) ギガ足りない
KWの数的にはそんなに多くありませんが、サービス名で横展開できるため、最終的なボリュームとしては結構出せるはずです。
乗り換えを推奨していくため、CVR自体を高めるのは難しいです。ただ、乗り換えをするユーザーは一定数いるため、サイトの収益の柱にはならなくとも、底上げにはなってくれるはずです。
まとめ
消費行動というのはこんなふうなサイクルになっていると思います。
解決したい悩み・思いがあり、解決のために何かを購入します。
マーケティング目線で言えば、その解決したい悩みや思いに焦点を当てて、
そこから枝分かれを繰り返しながら購入につながるキーワードを探していくことがポイントです。
この方法を身につければ、ライバルがまだ見つけていないキーワードから収益を発生させることができるため、かなり有利に動くことができます。(もちろん真似されるんですけどね)
今までライバルが稼いでいるワードを真似していた人や、いわゆるCVワードのみだけで収益を上げていた人は、このnoteの内容を参考に、自分で新しいキーワードの発掘を試してみてください。
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★筆者プロフィール
株式会社ネクストレベル メディア事業部 白崎 萌
WEBメディア運営/SEO /LPO /コピーライティング/WEBライティング/アクセス解析を担当。
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