北海道が舞台のドラマにある意味泣く
私は生まれも育ちも北海道。
だから、つい北海道を基準にしてしまいます。
皆さんもご自分の住む地域を基準にする事、ありませんか?
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なので、北海道の話題、北海道出身や北海道ゆかりの人、北海道が舞台のエンタメなど、ついつい目が行きます。
野球で言えば、日本ハムファイターズ。
日ハムが拠点を北海道に移してからファンになりました。
新庄剛志監督はじめ、ダルビッシュ有選手、大谷翔平選手もファンです。
活躍すると大喜びです。
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北海道出身の大泉洋をはじめとするチームナックスのメンバーも好きですし、あの怪物番組「水曜どうでしょう」は何回も見てます。
お笑いのタカアンドトシ、錦鯉、EXIT、とにかく明るい安村なども応援しています。
音楽でも、GLAYをはじめとして、中島みゆき、ドリームズカムトゥルー、サカナクション、大黒摩季、松岡昌宏(アイドル?俳優?)など、たくさんのアーティストを輩出している北海道。
更に作家や漫画家、他の分野も含めて、有名な方がたくさんいらっしゃいます。
とにかく「北海道」と言うワードが出ると思わず見たり応援したり、興味が湧きます。
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そんな中、最近、北海道が舞台のドラマを3本見ました。
どれも話題作です。
①孤独のグルメ2022年末スペシャル
②おいしい給食season3
③君に届け
仕方ないのは分かります。
俳優さんやスタッフの都合で、舞台は北海道でもロケ地は違う場所だったり、撮影時期が違う事は頭では分かっています。
だが。
あまりにも北海道の実情と違う。
もはや間違い探しである。
ストーリーは面白いのだが、北海道とのギャップについ目がいってしまう。
北海道の冬は早くて11月から始まります。
標高の高い所(峠など)は10月に雪が降ります。
雪が根雪(雪が解けずに残る事)になるのは、年や地域より違いますが、12月中旬~4月上旬。
場所(山や陰の所など)によっては5月のゴールデンウィークでもまだ雪が残っています。
なんなら、ゴールデンウィークでも雪が降ります。
(⬆タイトル(ヘッダー)の写真は、2023年11月末の様子です。雪が物凄く降っていて、高速道路は一部閉鎖の所もありました。)
除雪しますから、生活するスペースは雪解けも早いです。
ですが、道路脇や家の庭先などは雪が残っていて、春先などはその雪も土や砂利などで黒くなります。
そんな雪の残っているだろう時期を設定したドラマ。
あまりにも季節感が違う…。
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上記にも書きましたが、仕方ないのだろうなぁ。
まず、「孤独のグルメ2022年年末スペシャル」は北海道で撮影されていました。
面白かったです。
残念なのは、あまりにも雪が無さすぎでした。
というか、むしろ夏に撮影されたのかな?
そう考えたら、北海道とはいえ夏は暑いです。
松重豊さんはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
特にキャストさんはマフラーを巻いたり、ジャンバーを着ていました。
さぞ暑かっただろうなぁ。
色々な事情があるのでしょう。
でも、冬の北海道が舞台。
もう少し雪があっても良かったのでは?
CGはあえて使わなかったのかな?
それとも予算か?
そして、あのミニクーパーのタイヤはスタッドレスだったのだろうか?
雪がないから夏タイヤかな?
そんな無粋な事を思いながら見ていました。
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「おいしい給食season3」
舞台は函館。
ロケ地は多分、本州がほとんどだと思います。
函館でも撮影はされたようですが、キャストの皆さん全員を北海道に連れていく訳には行かないですからね。
季節は冬のようですが、コートやジャンバーを着ないで、マフラーだけ巻くのは、北海道ではほぼ見かけないスタイルです。
雪が降る中、傘を差すシーンがありましたが、実は北海道の人はほとんど傘を差しません。(水分がたくさん含む雪の時は、傘を差す事もありますが💦)
仕方ないですね。
以下同文。
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「君に届け」
上の2作品同様、仕方ないです。
ただ、あまりにも北海道に合わない。
4月の入学式に桜があんなに満開なのは有り得ません。
北海道でも南の地域(函館など)であっても、桜が咲くのはもう少し遅いです。
更に夏の甲子園の予選。
北海道は広いです。
ですから、北北海道と南北海道で予選が繰り広げられます。
その北北海道予選の様子が、めちゃくちゃでした。
対戦表に記載されている地名が、北北海道では有り得ない。
「それは南北海道だよ~~~😭」
最終回も悲しかった。
雪が残っていなかった。
北海道の高校の卒業式は、ほとんどが3月1日に執り行われます。
はっきり言って、まだ冬です。
そしてそれぞれが旅立つのですが、ドラマではあまりにも春でした。
最後のシーン。
周りは畑なのですが、北海道の農家さんの畑はあんなに小さくありません。
突っ込むのも疲れ果て、少し泣けて来ました。
「君に届け」
北海道が舞台とはいえ、メインは主人公の爽子の成長と、風早くんとのラブストーリー。
北海道が舞台じゃなくても良かったのでは無いだろうか?
私は検索するまで北海道が舞台だと知らなかったです。
あくまでフィクション。
だけど、せっかくの「北海道」がぼやけて残念でした。
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北海道。
広いです。
端から端までの距離は約600km。
東京を起点としたら、東に青森辺り、西に広島や四国辺りになるそうです。
新幹線はまだ函館周辺までしか開通していません。(2024年1月現在)
北海道から他の地域に行こうとしたら、飛行機かフェリー(車を積むのも含めて)です。
海に隔たれ、車だけでは行けません。
そんな北海道。
本州以南の人は憧れるのかな?
よく外国から見た日本は、あまりにもエキゾチックに見えませんか?
そして「こんなの日本じゃない」と突っ込む。
それに似ています。
北海道は他の地域の人から見たら、どう写っているのか、逆に知りたい。
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冬は寒く、雪かきが面倒。
夏は意外と暑い。
なにも無い北海道。
だけど、住めば愛着が湧くのかな。
冒頭の話ではありませんが、北海道の話題、北海道出身やゆかりのある人等を見ると、ついつい目が行きます。
「孤独のグルメ」「おいしい給食」は続編が出来る程の人気です。
どちらも食べ物が題材で主人公も個性的です。
そんな人気作が北海道を舞台にしてくれる。
それだけでも有難いと思わねばなりませんね。
これからも「北海道」となると目が行くのだろうなぁ。
愛ゆえに「またツッコミしながら楽しんでいるな」と温かく見て下さると幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
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