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AM7:75の電車に大きな花束
今は電車のなかで、もうすぐ出発する。
今日は姉の30歳最後の日。
最高に楽しくさせる。意気込んで、花束を送る為に昨日から準備した。
さぁ、出発の時間だ。
AM7:45の電車に大きな花束💐
違和感がある空間。だけど、花達は私を見て!とキラキラ輝いている。
まるで赤ちゃんのように私は大事にそれを抱えて、可愛いでしょ?癒されるでしょ?と周囲の人達の目を奪っている。
この子達は、見た目だけでなく、香りも放っている。とても魅力的な匂いで、それだけで振り返る。
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花のある生活。花束を送る人生。
なんて素晴らしいんだろうか。
私、貰いたいばかりだった。花束を。
そうじゃなくて、送る側の気持ちを知って、なんて素晴らしいんだろうとわかって、今とても幸せ。
花束を運ぶ時間ってこんなに愛おしいんだ。
花はすぐに枯れる。だからこそ精一杯で美しくて尊くて、凛としてるなぁ。
花束のような女性になりたい。あわよくば枯れない花束に。
いや枯れるからやっぱり美しいのか
天気も良くて。
想う人がいることは豊かになるなぁ。
自分と想う人。
そんなに沢山の人のことは想えない。
だから、ふとした時にあぁ今何してるかなって考えていい人のことは大切で、
何かあった時にあぁあの人ならどう考えるんだろうってなんて言うのかなって考えていい人がいることは幸せで、
考えていいんだよ。想っていいんだよ。
思想は自由なんだ。誰にも邪魔されない場所。
会いたい時に会えなくても、もう心で会ってるし、いつでも話せるから大丈夫なんだよ。
そして、そしてね、触れられる距離で会えた時の為にとっておくの。
気持ちを言葉を身体を。とっておくの。
その声が手が唇が愛おしいね。
花束のような人生で、花束を送る人生で、
この気持ちに感謝して、ありがとうって言って、言い合って、いつまでも。
生を持つことの素晴らしさを今日も噛み締めます。
終わり。
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