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それ悩んでるの、実は自分だけじゃないかもよ?

今から9年前に遡る。

成人を迎えた当時の私は
「成人式」が全く楽しみじゃなかった。

多くの地域が成人式は地元開催するので
久々に地元のメンバーで集まれる〜♪
と心躍らす人が多い中、私の感情は真逆だった。

なぜかというと、転勤族だった関係でその地元に全く思い入れがないこと。

そもそも地元の雰囲気が全く好きじゃなかったこと。

あまり好きじゃない人たちにも強制的に会わなきゃいけなくて嫌な思い出が蘇りそうなこと。

行かなくていい選択肢があるなら
迷わずそちらを選んでいた。

でも、振袖を着て可愛くメイクアップしてもらう非日常体験ができることはワクワクしていたし

何より両親が振袖姿を見るのをとても楽しみにしてくれていたので行かない選択肢は取れなかった。

当時は
「多くの人が楽しみにしているイベント」を
「楽しみと思えていない」自分に悩んでいた。

なんというか、世間とのGAPを感じてしまって
自分は普通の子じゃないんだなぁ…。 
と思って猛烈に孤独を感じていた。

でもここ数年、1月にXを開けば新成人達の
「成人式、鬱すぎる・・・」みたいな投稿が溢れている。

9年前もXはあったものの
今ほどネガティブな投稿で溢れておらず
(むしろキラキラな自分を載せる場だったよね)

自分と同じような気持ちを抱えている人がいるなんて知る術もなかった。

Xのお陰で自分と同じような人が世の中にいると知ることができて、数年越しになってしまったけど成人式のモヤモヤを消化できた。

SNSを通じて同じ悩みを抱えている仲間に出会える。
SNSが普及して良かったなぁ〜と思う点はこれに尽きる。


成人式の話もそうだけど、私は物心ついた頃から周りに比べて繊細すぎる自分には気づいていた。

自分はあの発言すごく気になったのに
周りは全然気にしてない。気にも留めてない。
そんなことしょっちゅうあった。

自分と同じような人が周りにいないから
「私って変わり者なんだなぁ…」
「何か病気でも抱えてるんじゃないかなぁ…」
本気でそう悩んでいたこともある。

でもSNSのお陰で「HSP」という言葉に出会えた。
世界には私と同じ感覚の人が沢山いることを知れて、精神的にかなり救われた。

悩みが深刻化してしまう原因の1つは
「辛いのは自分だけだ…」と自分ばかりへ焦点を当ててしまうことだと思っている。

悩んでいる時はどうしても自分の世界に没頭してしまうから

「こんなことに悩んでるのは自分だけだ…」

「自分はおかしい人間なんだ…」

と思ってしまいがちだ。

でも実はあなたとまったく同じ悩みを抱えている人間は世界中に沢山いるということに気づいてみて欲しい。

自分だけじゃないと思うこと。
仲間を見つけること。

これは私も実践している心を守るライフハックだ。

人から傷つけられることの多い世の中だけど、
そんなとき助けてくれる存在もまた人だったりする。

あなたの悩みは世界の誰かも悩んでいるし、
その悩みを乗り越えて元気に過ごしている。

だからきっとあなたも大丈夫なのだ。

今夜もお読みいただきありがとうございました。

皆さんがいい夢を見れますように。
good night🪄

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