好きな時間に眠ること
今日は朝から比較的体調が良くて、順調に家事をこなし午後には早めに夕飯を作ったり(煮物)、軽く運動をしたりしました。
その反動か夕方になると急に体が怠くなり、子供に夕飯を催促されるまで眠っていました。
夕飯を済ませた後も怠くて眠かったので、再度2時間ばかり寝て21時頃に目が覚めました。
うつ病になってからは規則正しい生活なんてクソくらえという感じで、体の要求に従うことを優先して生活しています。
人間も生き物であり自然のものですから、当然ゆらぎがあります。機械のように毎日決まった時間に同じことを1年365日繰り返すというのは無理があると思います。
だから疲れたら休み、眠たくなったら眠り、お腹が空いたら食事を摂る、という生活を心掛けています。心掛けるというと意志の力で気持を抑えつけているようですが、知識や習慣として頭に刷り込まれた「規則正しい生活」に囚われず、体調とそれによって惹起される気持に素直に従っています。
自由で良いなと自分では思います。「規則正しい生活」「前向き」「一生懸命」「ポジティブシンキング」などの規範意識から解放されることで、うつ病の怠い体とネガティブに傾きがちな心を引きずりながらもなんとか生活できています。
「自分に向き合う」と言いますが、結局は規範から外れた自分を反省し、それに沿うように生き方を社会に合わせるように努力する方に向かいがちです。
でもそうではなくて自分の体と心の状態に素直に従った行動を選択する。これが本当の意味での「自分に向き合う」ということではないのかな?と考えています。
なんとか生活できていますと先ほど書きましたが、楽しいと思える時間も増えました。好きなもの嫌いなもの、得意なこと苦手なことなども病気になって社会と離れることでわかってきました。
なにせ嫌いなものや苦手なものに直面すると、明らかに体が怠く心が重くなります。うつ病になって良かったとは言いませんが、これからの人生、この敏感な心と体が自分を幸せに導いてくれるのではないかと少し期待もしています。
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