【詩】うつろい
おいしげった林たちは
首をきられ おちている
廃車のあった地面のした
雑草がのびのび 育っている
昔なじみの屋根の色
焦げ茶から 紺色へかわる
広い田畑のひとつぶが
灰色の道路で 埋められる
古い民家はなくなり
現代的な家がたつ
かわる かわる
物事はすぐ 移ろってしまう
哀しきことよ
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おいしげった林たちは
首をきられ おちている
廃車のあった地面のした
雑草がのびのび 育っている
昔なじみの屋根の色
焦げ茶から 紺色へかわる
広い田畑のひとつぶが
灰色の道路で 埋められる
古い民家はなくなり
現代的な家がたつ
かわる かわる
物事はすぐ 移ろってしまう
哀しきことよ
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