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テルマエ展@パナソニック汐留美術館

テルマエ・ロマエの連載再開を祝し、パナソニック汐留美術館へ行って来ました。
少しでも展覧会の雰囲気が伝わると嬉しいです。気楽にどうぞ。


基本情報

展覧会:テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本

漫画『テルマエ・ロマエ』そのまんまのテーマ。作者のヤマザキマリ氏は本展覧会の協力者で、漫画の主人公ルシウスが会場を案内してくれます。

トーガ風に浴衣を着こなす
ルシウスの全身姿

展示は以下の4セクションで構成され、一部が撮影可能でした。

  • 第1章 古代ローマ都市のくらし

  • 第2章 古代ローマの浴槽

  • 第3章 テルマエと美術

  • 第4章 日本の入浴文化

会場:パナソニック汐留美術館

ユニークな企画展が多いので、お気に入りの美術館。JR新橋駅から徒歩10分弱です。
美術館の公式サイトはこちら。

会期:2024年4月6日~6月9日

入館料:一般 ¥1,200

5月下旬の週末に訪問。
前回の『フランク・ロイド・ライト展』は時間指定券による入場制限が掛かっていましたが、今回は普通に並んで入場できました。
ぐるっとパス利用だと、入館料が無料になります。

感想

まんまテルマエ・ロマエの世界

テルマエ・ロマエ履修組は、より楽しめる内容だったと思います。漫画に出てきた肌かき器や香油壺などの実物が見られるとは!漫画から得た知識は馬鹿にできません。
会場にルシウスのパネルがいくつか設置されていましたが、セリフは阿部寛の声で脳内再生されました。

阿部寛の声でお楽しみください
ルシウスが手にするケロリンの桶

気になる所蔵先

第1~3章の古代ローマパートを見ていて、かすかな違和感を感じました。所蔵先として目に飛び込んでくる『岡山市立オリエント美術館』と『平山郁夫シルクロード美術館』の文字。
気になります。

目録によると、第1~3章の111点のうち25点が『岡山市立オリエント美術館』、24点が『平山郁夫シルクロード美術館』の所蔵(数え間違えてたらスミマセン…)。
後援団体の一つがイタリア大使館なので、『ナポリ国立考古学博物館』が最多の32点なのは納得ですが、それに次ぐ提供数。

マニアックなコレクションを有する経緯が気になるので、岡山と山梨に旅行する際は訪問先候補に加えたいです。

温泉・銭湯に行きたくなる

第4章は日本の入浴文化に関する展示。
江戸時代の温泉地番付?を見て、近くの温泉に行きたくなりました。

草津温泉と有馬温泉が大関

看板にツムラの文字を見つけ、テンションが上がります。バスクリン、懐かしい!

大正時代の温泉看板

この模型は、昭和の銭湯の様子。
モデルの明神湯は現役の銭湯なので、行ってみたい!

屋根が素敵な銭湯

明神湯の情報はこちら。

もはや阿部寛にしか見えない

まとめ

ルシウスのセリフの通り、温泉や銭湯に行きたくなりました。古代ローマ人と日本人のお風呂に対する情熱は『テルマ・エロマエ』で語り尽くされていますが、実物を見るとより理解が深まりますね。
今年の目標で月イチスーパー銭湯を掲げていたのに、いつの間にかショートさせてたので、早々に復活させたいです!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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