杜江馬龍の戯言
最近の世相を視ると、
戦争、環境破壊、性的事件、残虐な殺人事件etc..…..が後を絶たない。
地球の荒廃や衰退が非常に速いスピードで進んでいくことに憂慮する。
世界中の人々が、もっとまともな新しい変化を待ち望んでいるようでならない。
人心が乱れると、地球にも影響が及ぶ と、どなたかが言っていた。
度を越した人間の営みが、この地球にも影響することを考えるのは私だけだろうか。
人間を唯物的に捉えると、一度の人生好きなことをして、好き勝手な振る舞いで一生を送ればいいさと考える。私は、そうは考えない!
真面目に一生懸命生き、人の為に尽くし、『あの人は素晴らしい人』だった。と謂われる人と、悪で一生を空しく送った人との差がまったく無いでは、どこか可笑しいし不平等である。
人間には教育が必要なのだが、その教育方針は、知識の詰込み型が主で、創造性豊な教育には、まだまだ程遠い。
競争理論だけが優先され、深い次元での物事の分別・洞察力を養う教育が必要なのではあるまいか。
社会では、出世したいが為の、上司へのゴマすりがまかり通る。
すべての人にあてはまるわけではないが、はなはだ情けない。
深い洞察力や正義感や先見性、そして人間的な魅力が求められる。
この世の中は、市井の人たちで成り立っているのだ。
庶民を忘れてはならない。庶民をど真ん中に据えるのだ。
庶民を苦しませてはならない。
目先の損得で成否を判断する政治的・経済的な営みでは、沢山儲けた政治家や会社が立派だという間違った思想が蔓延る。
長期的視野に立った高徳な人物(団体)がたくさん現れることを切望する。
そして、わたしの希望は、夢物語のように聞こえるが、この地球から国境を取り払う時期が来ることだ。
日本の戦国時代が終わり、徳川の世となり、明治になって廃藩置県により一つの日本になったように.…。
いまのこの状況では、地球自体が、癌に侵され転移した危険な状態なのだ。
安心して住みつづけられる地球にしようではないか。 【了】
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