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生きたいように生きて良い

生きづらさを抱えているアダルトチルドレンは「自分」が分かりません。

最初は分かっていたはずなんです。
あれが欲しい、これが欲しい、あそこに行きたい、あれが食べたい、大きくなったら○○になりたい…

けどそういったことを否定されたり無視されたりされてしまうと、それを口に出さなくなり、やがて考えなくなってしまいます。

否定されたり無視されるのは寂しいし、そんな想いをするくらいなら考えるのを止めよう、そんな風に無意識に考えてしまう。

一方でそんな環境で生き延びるために、なるべく否定されないように、無視されないように周りにいるオトナのご機嫌を伺うようになります。

子供の頃から他人の顔色を窺い、他人からの評価を自分の評価とするため、他人のために生きているため、自分を振り返ることが無く、結果的に「自分」がいなくなってしまうんです。

自分が何を思い、何を感じているのかが分からないため、それを表現出来ず、周囲に合わせることで自分を保とうとするのですが、それは周囲から観ると「何を考えているか分からない人」に見えてしまい、人間関係もうまく行かなくなり、それが「生きづらさ」となってしまいます。

生きづらさを抱えている方はまず、今の自分がどんな想いを持ち、どんな感情を感じているのかを意識してみましょう。
そしてそれを言葉にする練習をしてみることで、自分が見えてくるようになります。

何だかイラっとした、気付いたら涙が出てきた…
そんな時自分は何にイラっとしたのか、何で涙が流れているのか、自分の感情は何を感じているのか。
それを意識する癖を付けると、その時に自分が感じている感情が見えるようになって来ます。

そしてそれを口に出す練習をすれば、少なくとも自分の周りにいる人たちに向けて「今の自分」が伝えられるようになれます。

更に「これから」を生きるため、理想の自分を妄想しましょう。

どんなモノでも構いません。
あまりにも実現不可能なモノでなければ、どんな自分を妄想するのも自由ですし、それが出来ると目標となり、目標が定まれば「今」の自分が何をすべきかも見えて来ます。

「今」を変えれば「明日」が変わり、その積み重ねが「将来の自分」を創ってくれます。
自分が生きたい道を自分で決めて、自分で進んでいけるようになりましょう。

この辺りの事はホームページにも詳しく書いていますので、良ければご覧下さい
https://heal-forest.com/


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