Hidehal

日常思いついた事や読んだ本,自然について書きます。

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最近の記事

被害者も怖いのではないか?(その後)

そうすると、何を信じていいか?分からなくなりる。 不安とか、弱いとか、だから人間は群れるという専門家がいるが、私は効率が良かったり、メリットがあるからつるむ、ことだってあると思う。 生きる知恵だ。 信じられないから、とりあえず目の前の現実の生活…当面の利益になるような、ことにしがみつく。 たぶん、弱いとか、不安だからじゃあない気がしている。 ~~~~~~~~~~~~ 大衆の退廃化というのは、なにも酒やドラックに溺れる姿だけいうのは、おかしい。 何かに嗜癖している

    • 被害者も怖いのではないか?

      しかし、世の中の善玉ばかり非難していると、オマエは何も分かってない!と、言うからいけない。 何が恐いって? それは、善玉であると底から疑わない世の中や、それを野放しにして悪さをさせるのが、1番怖い。 今野さんの小説などには、公安の苦悩が語られる。 理想論者や知識人、世の中というのは、犯罪者や非行少年の人権が大事だ…云々というが、現場の者が1番(感覚的にも)よく知っている。 と、いう(ニュアンス)部分が見られる。 いや、あれは物語だろう、と言うかもしれないが、ある種

      • 病み、闇、常識や善悪も変わる

        前澤さんやホリエモンがメタ社に、散々、ニセ広告を何とかしろと言っていたらしい。 名前がダメなら、顔を使う、詐欺グループも、手を替え品を替えて、騙してくる。 プラットフォームの規制をせず、マトモな広告まで引っかかるから、難しいというが、野放しは続くだろう。 ~~~~~~~~~~~~~ 思うのだけど、病んでいるのか?確信犯なのか?最近は、そんな事件やハプニングが目立っている感じがする。 賭博にしても、ADDICTIONの面を強く出すが、やる金額の多さに注目されないでいる

        • 世界は何でできている?❸

          しかし、その精神科医の本を読むと、人間が分からなくなる。 マトモにして、世の中に出せば終わりか?といえば、そうではなく、世の中に出ても傷つきを何とかし、自立をやる必要がある。 それが、全てできるか?が人間であり、マトモか?といえば、そうでもなかろう。 性善説や理想論者が、人間に楽観しすぎるのが、ときにハプニングを産むのは、世の中が善でできているわけではない。 トラブルや差別、大義名分や趨勢の善し悪しで、世の中の姿は変わってくるし、そこに果たしてマトモかどうか?を求める

        被害者も怖いのではないか?(その後)

          世界は何でできている?❷

          いつの時代も、親捨て、子捨てはあるようだ。 いや、育児放棄ならともかく、患者が救いようがないから、手放すという現実もある。 いまなら、貧困ビジネスの餌食になるだろう。 弱ったときの受け皿を開発してこなかった結果が、これだ。 ~~~~~~~~~~~~ 医師は戦中後から、自分の体験記を語るが、あの時代を通ったから、良くも悪くも、そんか価値観ができたのだろう。 よく、不器用だから精神科とか、研究医と聞くが、表でなく、裏からの診察バージョンが精神科医だと、本人はいう。

          世界は何でできている?❷

          世界は何でできている?

          戦中後の精神科医の随筆を読んだ。 人懐っこさというか、人情味があり、むかしを感じさせる人物だ。 いまやったらウザイだの、煙たがられたり、精神科医自身が発達障害?とか、言われるだろう。 だけど、そういう人間は、そのような事の言える世界に生きていて、自分の中で完結している。 小さな価値観だが、カミソリのような振る舞いが、彼や彼女の武器としてきた、のだろう。 ~~~~~~~~~~~~ 戦中後の生活だから、今と比べれば、直接的な荒さがある。 そこから、医師は理論を発達さ

          世界は何でできている?

          言葉で言うのは難しい

          何か問題があったとき、1番されるのがスルーである。 関わらないというか、自分に火の粉が振りかからないよう、責任にならないように、振る舞うことだ。 1種の処世ではあるが、物事の問題解決が遠い場合にもとられるもの、でもある。 もちろん、即座に問題は解決出来るならよいが、世の中に出てみると、意外と時間をかけて向かわないといけないことが多い。 ~~~~~~~~~~~~~ ただ、学校(会社でもいい)などの自殺問題で重大事案など、いうけれど、いかに本質から遠いことが、よりは求め

          言葉で言うのは難しい

          野の医者は笑うを読んだ

          公式(?)の心理士が、沖縄のヒーリングを調べる本だ。 セラピーに関して、いろいろ書かれているが、ライトな感覚で現れるヒーラーたちは、祭り=ハレ=発散を目的にしている…ように見える。 要は、治ればいいのだ。 作者の就職にも関わる話も出るが、上手い具合に運命に振り回されている、ようにも見えた。 たぶん、本土の在野のヒーラーも似たようなもの、延長にあるものな気もする。 「時代は軽薄でいとやってられない」 本文中には、なんともライトな箴言が現れるが、ハレや浄化を求める時代

          野の医者は笑うを読んだ

          誰がマトモかって…

          売春をやり数億騙した事件が問題になった。 しかし、夜の仕事は考えてみたら、数日で計算上、その位は当たり前に動き、グレーギリギリではないか?とも、思う。 世の中の処理の仕方が、不幸に売春に走った…云々の方に流れ、事実の善悪、判断はみごとに曖昧になった。 粗雑にいえば、上手くいくというのは、失敗ギリギリでも走れることだし、失敗ばかりというのは、ある種のセンスが足りなかった、とも言える。 もし、生きることがこのギリギリのラインで走り、それなりの生命力なり、器用さ、センスがと

          誰がマトモかって…

          新奇な出来事に対して

          SNSが対立を煽る傾向があると、前に書いた。 製作者や、管理する企業が、その手の使い方をするなら、下流…SNSを使う側も、少なからず、影響されるのだろう。 また、SNSは脳と能を合わせるくらい近いとも言われる。 これは、たぶん…というか本当に身体や精神的な外界のコミュニケーションより、速いし、影響は強いだろう。 言葉を使うことにも、強者が居たり、発言力の強い者がいたりして、身近な人間よりも正論や道理をいうと、発言力の強い方が正しいと思えてくるから、不思議だ。 しかし

          新奇な出来事に対して

          退廃的にならないために

          人間、供養されない感情なり過去があると、腐る。 若いうちならまだしも、歳を取って、それをやるのは見苦しいし、救済のチャンスが無くなってくる。 もうひとつ、突っ込んで考えるなら、窮地…自分としっかり向き合うために、少しの時間でもいい、決まった時間を自分に充てるのだ。 スナフキンなどは、世の中では達観していると見られる。 現実的な物事を、現実に囚われず、巻き込まれず、世の中や世界はそういうものだ、という視点は必要である。 究極的には世の中は、なかなか変わらないし、自分だ

          退廃的にならないために

          産業の狭さ、それは本当の仕事か?

          AIが仕事に入り、職種が減ると言われているが、実感がない。 よく、エリートワークである弁護士、医療者など、それらもAIにより取って代わるというが、巷ではなっていない。 ファミレスで、ロボットが料理を運ぶ姿に、驚いたり、進歩革新とか言ってるのも、なんだか薄ら寒くなってくる。 この国の技術の進歩はそれほどなのか? AIが入るのだから、ベーシックインカムになるのは、当たり前だという専門家もいる。 しかし、そうならないのは、そうさせないのか?どうか分からない。 中抜き産業

          産業の狭さ、それは本当の仕事か?

          煽るためのSNS(二分する世界)

          SNS…特にツイッタなどを見ると、対立を良く目にする。 ゐーロンマスクになり、ツールの使われ方が企業本位になったという番組があったが、関係しているだろう。 企業の誰かが、よその企業に対して都合が悪いとか言ったり、広告を乗せるなとか、意見があれば、そのようになる。 また、ホリエモンや前澤さんが問題にしていた、彼らの影武者を使った詐欺など、世界は1歩前に行っている。 いまの脅威はコンピュータウイルスではなく、企業になったり、巨大組織になっているのだ。 ~~~~~~~~~

          煽るためのSNS(二分する世界)

          多様性は難しい

          たぶん、教師などは仕事を複雑にしてしまう多様性という言葉だろう。 いちいち、制服はいけないとか、個性にあった云々…というのは、現場を疲れさせる。 難しいのは、基本や原則にまで、多様性が入り込んでいるもので、どうもリベラルや余裕ある専門家などは、手放しで多様性を進めている場合がある。 粗雑に言えば、自分の家でやれ、というのを公共の場にまで拡大しているところが、多様性よりも「混乱」を招いているように見える。 どうも、普通にしていればいいというのが難しらしい。 だけど、今

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          もう一度、心理学をやる必要がある❷

          心理学学者には、軽薄にならないと今は世の中を渡るのが難しい傾向がある、と言うのがある。 確かに、宗教、文学、心理学(精神医学)など、ある種の浄化装置が、必要だった文化基盤はあったはずだ。 それが、新自由主義や管理資本主義などが高度となり、上から下まで…浄化のスタイルがビジネスに影響された、ともいえる。 ~~~~~~~~~~~~~~ もし、非行や犯罪性が、文化的に融合した(可能性)かたちをとるなら、その姿は、善悪の判断が難しい。 いわば、いままでの悪というものすら、含

          もう一度、心理学をやる必要がある❷

          もう一度、心理学をやる必要がある

          SNSやツイッタなど話題が妄想に近い線を走っていたとしても、それについて誰も、その現象に対して、美味い説明をしていない。 要は、学術や専門的解釈の遅れだ。 売れる学術をやると、調子のいい内容しか話さなくなる。 物事への本質に到達するためには、思考を練ったり、分野を何度も吟味する必要がある。 ~~~~~~~~~~~~ 今の夜のは悪いなどは、昔から言われてきた。 悪いフォームというのは、どうやら普遍らしい。 逸脱や程度を超えたやり方は、文化や生活を揺さぶるし、見るも

          もう一度、心理学をやる必要がある