大団円は、大団円であってほしいんだろうな
いつだったか、仮面を被って戦うヒーローの最終回は劇場で!みたいな話がすごく叩かれた気がする。むかしからありますよね、最終回だと思ったら違っていたみたいな話。
今回の100日連載の爬虫類のはなしもそれに近いのかなって思ったり。映画だと遠い銀河で起こった話でも、終わった瞬間、新シリーズ始動とかってなったら、すごくブーブーのような。いろんなヒーローが集まって倒す話もそうじゃないですか。
だから終わったと思ったら突然ってものが間髪入れずにあると違和感が生じるんでしょうね。今回はそれがワーって出てきた。びっくりするぐらいワーっと。まるで待ってましたかのように。
これって稼げるときに稼ぐのは別に良いことだと思うんですよね。もちろんその主体は作者なんですけど。作者が稼げないならやらないほうがいいわけで。noteさんがハッシュタグの推奨が少しってやっているような感じで、これもぶら下がるのが2〜3個だと可愛げあるんだけど、思いのほかぶら下がり過ぎた感がすごくあったというか。
たぶんスコット・ボラスばりの代理人だったらそこを絞ってきっと金額を釣り上げるんだろうけど、たぶんそんな敏腕は周りにいなかったのかも知れないという妄想。
でもこの状況がすごく既視感があったんで、なんだろうかと考えていたら、そう莫大な遺産を残して誰かが亡くなると、突然見知らぬ親戚がやってきて取り分を要求するような図式に近いというか。いやむしろ死期を悟ってあらかじめ近づいてくる葬儀屋もしくは税理士みたいな感じかも。あとはメジャーになって突如親戚だと言いはる人が増えるみたいなのも同じ構図。
この図式ってけっこう嫌悪感を示す人が増える。お涙ちょうだい系の大団円は日本人に好まれる流れじゃないですか。そのあとにすぐ、終わって速攻でいちばん嫌悪感を示すやつがやってきたら、それはびっくりするよね。嫌悪感のゲーゲンプレス。そんな速攻で攻め込んで来られたら興ざめみたいな現象には全く関係ない人でもなるはず。
自分も全く蚊帳の外だったんで、こんなことになってるんだー感があって。終わりよければ全て良しって言葉が、やっぱり一番しっくり来るというか。ちょっと激しかったですよね、これは。
最後にこんなサービスが出来たようです。
たぶんですけど、100日前にこのサービスと連携していたら、一番きれいだったかなーと。まあ爬虫類だから人じゃないし。って話はご容赦ください。
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