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タスク管理法=GTDを活用して、落ち込まなかった記録更新!

「落ち込まないことなんて無理でしょ」

雨だと落ち込むし、胃が痛くてむかむかすると悲しくなるし、なんかダメな自分に落ち込むなんてことはしょっちゅうで、私はそういう人なんだって決め込んでいました。

落ち込む原因の一端が、貯まりに貯まった脳内スキルにあるのではないかと気が付いたのは最近のことです。

マイノートをきっかけに紙に書きだすことにはまった私は、備忘録としてノートの端にタスクリストを書き始めました。
単一のタスクはまあまあすぐに終わって達成感を味わるのですが、タスクリストからずっと消えない「できてないこと」これが厄介。

毎日の中で生まれるモヤモヤした気持ちは、放っておけば消えるけれど、自分の中にある劣等感をエサに、自分をダメだと思う気持ちへと育って、理由探しを始めます。
ゴールは決まって「こんなに良くないことがあるのは、私がダメな人間だからだ」。
そこにたどり着くまでに、根拠となるのが、「できていないこと」たち。
「こんなにできていないことがある...」
「きっとほかの人はもっとできる」
「毎日何の役にも立ってないし、何にもできてない」
考えていくうちに、どんどん落ち込んでいました。
それでも生きていくしかないけど、出来ていない自分が嫌すぎて、さらに落ち込むというループでした。


手帳術やノート術について調べていて、偶然見つけたのがGetting Things Done=GTDでした。
まず、タスクを紙に書きだす。
そして、①すぐできるもの②単一のタスクでいつやるか決められるもの③二つ以上のタスクを含むプロジェクト④人に頼んだり返事を待ったりするもの、と4種類に分ける。
それらをそのままスケジュールに書き込む。
簡単に言うとただそれだけです。


ただこれだけなのに、今まで抱えていたはずの出来てないことたちが、一気に軽くなりました。
「すぐできるものはやったし、このタスクはこの日にやるし、プロジェクトはタスクに分けて取り組んでいるし、人の返事はどうしようもない」
そんな風に自然と自分がダメな理由ににならなくなったのです。

今までと同じように雨は降るし、胃の調子は悪い日もあるのに、落ち込む頻度が一気に減りました。

タスクを紙に書きだすまでは、貯まっているタスクが自分をダメだと思う気持ちのエサになって負のサイクルを読んでいることにすら気が付いていませんでした。

落ち込む気持ちのことを、どうしようもない、大きいものと信じていたけれど、そうでもないのかもしれません。

たった一枚の紙、お気に入りのペン、10分足らずの時間で、私は今日も落ち込まない日記録を更新し続けています。

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