生きることがつらい人へ。実践編⑥「過去を許すことで人生は好転する」
生きづらさの克服に向けて" 実践編 "を紹介しています。
★前回までのおさらい★
❶現在地を把握する
生きづらさを克服するためにはまず、現在地を確認しましょう。
現在地とは、"現在の自分の精神状態を把握すること"です。
今の状態を知ることで、生きづらさを克服するというゴールまで最短距離で進めます。
そこで、過去・現在の自分の精神状態を把握するための本を2冊紹介しました。
❷克服に向けて日々行うこと「気持ちを整理する」
不安を抱えた人は、不安を処理出来ず、不安を抱えたまま日々を過ごしがちです。
不安や嫌な出来事はその日のうちに気持ちを整理して、不安を持ち続けないことが大切です。
そこで、
・不安な気持ちの処理の仕方
・前向きな気持ちになれる方法
について効果的な日記の書き方を紹介しました。
❸克服に向けて日々行うこと「知識を得る」
「日記」は" 感情を吐き出す場所 "
「読書」は" 日記で吐き出した感情の受け止め方や処理の方法を学べる場所 "
だと私は思っています。
そこで、普段行っている読書方法について紹介しました。
❹ゴール(目標設定)を決める
現在地を把握し、克服のためにどう行動すれば良いのか分かったら、ゴールを決めます。
長期・短期目標を決めて、目標に向かって日々行動していきましょう!
日々の行動の積み重ねが自信を育てます。
❺生きづらさを克服するために大切なこと「自己理解を深める」
自分の性格を理解すると、ぐっと生きやすくなります。
・得意なことは活かす
・好きなことは周りに集めて心を満たす
・不得意なことは無理に克服しなくていい。ただ、その原因と対策を知っておけば心に余裕が出来る
自分を知ると、自分にとって心地よいものを選択できるようになります☺︎
今回は第⑥回。
「過去を許すことで人生は好転する」です。
これが最後の実践になります。
「あなたが許せない人を許してあげること」
が今回のテーマです。
人間関係において生きづらさを抱えている人は、
その原因を突き止め解決しないと、前に進むことは難しいです。
家族・友人・学校・職場といったあなたの周りの人や環境など、
あなたを苦しめてきたものの原因を知り、その苦しい気持ちを浄化してあげましょう。
過去を清算して初めて、明るい未来に向かって歩めるのです。
生きづらさを抱えている人は、
きっと今も過去の出来事に苦しめられているはずです。
幼少期・小学校・中学校・高校など、
「そんなに昔のこと?!」と思われるかもしれませんが、
その時の環境や誰かに言われて傷ついたことが今でも私を傷つけてくるのです。
その気持ちの整理をしてあげましょう。
ずっと苦しまなくていいんですよ。
あなたは"あなたが楽しいと思う人生"を歩んでほしいです。
過去を精算して、未来に向かって第一歩を歩んでいきましょう。
今回は、
野口嘉則さん著書
「鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール」
から紹介します。
私は2006年に発行されたもので実践をしましたが、
↓
現在は、
初版から10年の時を経て2017年に【完全版】が発行されているようです。
初版からパワーアップしているようなので、こちらのリンクも貼っておきます。
↓
「あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡である」
という人生の法則が書かれています。
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自分の中に不満が溜まっているとさらに不満が溜まるような出来事が起こるし、
心の中で感謝の気持ちを抱いていると感謝したくなるような出来事が起こる。
「自分の心の中🟰人生に起きていること」
この法則を知ると、人生をコントロールする方法が分かるようになる。
人生の問題を根本的に解決するには、自分の心の中の原因を解消する必要がある。
もし、過去の環境や誰かに苦しめられているならその気持ちを精算しましょう。
過去に囚われて苦しんでいる時、私たちは安らぎを感じることができない。
その出来事を「許す」「許さない」は選択できるが、
「許す」ことを選択すれば心は安らぎリラックスできる。
過去の呪縛からも解放され、安らぎと精神的な自由を手に入れることができる。
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自分を苦しめている過去を「許す」ことを選択した人は、
【許すための8つのステップ】が紹介されています。
"許せない人の中にお父さんかお母さんがいる場合"は、ぜひ試してみてください。
この実践を行えば、あなたの人生は必ず好転します。
私が生きづらさを抱えて生きていた頃は、
過去の嫌な記憶がずっとまとわりついていました。
というか、そういった記憶ばかりが頭の中をぐるぐるしていて気分が晴れている時がありませんでした。
生きづらさを克服しようと色々行動してみたものの、
やはり過去の嫌な記憶がいつも蘇ってきて私を苦しめていました。
そんな時、この本と出会い、
過去を清算することができたのです。
1回実践してすっきりしても、また過去の記憶は蘇ってくるかもしれません。
だからその度にこの実践を行います。
8つのステップを全て行わなくてもオッケーです。
気になるものだけでもやってみてくださいね。
私は育ってきた家庭環境に色々と思うところがあり、
それを思い出して泣きたくなる度に、
「自分の気持ちを吐き出し、自分を慰める」
ことを繰り返し行いました。
この作業を何回か繰り返すうちに、
少しずつ両親への固執はなくなっていきました。
固執がなくなったといっても、
今でも「私はこの家庭環境で育って可哀想だったな」と思っています。
ただ、この8つのステップを行ったことで感情に変化が訪れました。
・親自身も機能不全家庭で育ってきたので、その両親を責めても仕方がないと諦めがついた
・嫌な思い出が多いけど、感謝することもある
・家族だから仲良くしていたかったけど、ある程度距離があった方が気持ちが楽だということに気づいた
(親に親らしさを求めなくなった、何か助けて欲しいときは頼るとか、その程度の距離感になった)
自分自身の気持ちが整理されることで考えが変わり、ある程度吹っ切れました。
またつらくなった時は、8つのステップを繰り返し行い気持ちの整理を行いました。
この実践を行うことで、過去に囚われず、
" 私は私が思う幸せな人生を歩めば良いんだ "
と自分を解放してあげましょう!!
以上で、実践編は全て終わりです。
私は生きづらさを克服するまでに随分と時間がかかってしまいました。
「克服しよう!」と決心してから約2年かかりました。
つらい日々が続きましたが、頑張ってきてよかったと今は思えます。
生きづらさを克服する中で、もどかしかったことは
・なにが正解か分からない
・ゴールまで最短で行ける方法がわからなかった
ことです。
これまでの実践編❻回分は、
私が生きづらさを克服する中で見つけた、
"ゴールまでの最短ルート"かなと思います。
今日から始められることばかりなので、ぜひ試してみてください。
私が実践してきたことが、少しでも誰かの力になれたら幸いです。
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