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対人恐怖症だった私のこれまでの人生 -社会人時代①メンタル崩壊-

今回は、ついにメンタルの限界が来た時の話です。



社会人3年目、ある会社で事務の仕事をしていました。



この会社の事務員は、
社長・社長の奥さん・娘さん・私の4人。

社長や社長の奥さんに対してはある程度平常心でいられたのですが、
娘さんに対していつも緊張していました。


その原因はなんだろう…??と考えましたが、
たぶん単純に私のコミュ力不足だったと思います。

当時の私は、日常会話がどんなものか分かっていなかったし、振ってくれた話題に対してもどういう反応をすればいいのかとか、話の広げ方を知りませんでした。

ちょっとしたことなのに、
「どう話しかければいいんだろう…」
「ここで無言だったら不自然??」

と考えすぎて頭の中はいつもパニック状態で、仕事も落ち着いて出来ていませんでした。


娘さんがいるときは、頭の中が緊張で張り詰めていて、その緊張は娘さんにも伝わっていただろうし、私のせいで娘さんも働きづらかったと思います。
事務所の空気が微妙な感じでした。

仕事の帰り道では1日の気疲れがどっと襲ってくる。
そんな毎日でした。





そしてある時、ついに限界が来ました。



朝、布団から出ようとしても出られない。

「今日も娘さんに会うのか、、、」と考えると一日耐えられない!と不安と恐怖で体が動かない

結局布団から出られず3日ほど休みました。
もう出社するのは無理でした。




その後、今感じていることを社長の奥さんに話し退社することにしました。

"今までも対人関係が苦手だったことや、
人とのコミュニケーションの取り方がわからない"
ことなど、、

大泣きしながら話したのを覚えています。
今思えば、そんなこと打ち明けられても会社側は困りますよね…。
会社からすれば、そんなこと知ったこっちゃないし、急に辞められたら迷惑ですよね。

当時の私はそういったことも考えられず、自分のことでいっぱいいっぱいでした。
迷惑をかけてしまったことを今は反省しています…。




私はこの会社の前にも対人恐怖症が原因で何社か転職しています。
人とコミュニケーションが取れないってとても生きづらいです。
精神的にもつらいけど、金銭面も苦しかったです。



次回は、対人恐怖症を克服するキッカケとなった会社の話をします。
今回話した会社の次の転職先です。

この転職を機に、私の人生は少しずつ良い方向に流れが変わっていきます。



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