ハートの天使

日記未満: 夢と不注意とハートネットとアポロン

既に前半は忘れた、とにかく)ビーチリゾートらしきところに来ていて何かのために一人でボートに乗っててオールが流されたような気がするのに二本まだあって渚に戻って来る。ビーチリゾートのオーナーなのかスタッフなのか、高嶋政宏に「最後に(=仲間がいて先に帰ったらしい)帰る」と挨拶すると高嶋政宏は一緒に歩き出し送ってくれる。高嶋政宏は「自分は歳をとってケチになった」というので、私は「父が出ていく金を惜しむタイプでどうも私もそういうところがある」と答えるところで目覚める。何故、高嶋政宏が夢に?

最寄駅に向かって一方通行の坂道を車で上る。午前中は大抵駅に向かって人は歩く。どの時間帯でも1人や2人いやいやそれ以上、歩きスマホでヘッドセットで音楽を聴いてる。車が背後に接近しても気付かない。歩行者が真ん中を歩かずそれなりに脇に避けてくれないと車の運転者は怖くて中々、追い抜けない。近くの幹線道路は電線の地下化が済んでいるが一本道を入ると電柱だらけだ。電柱と歩きスマホヘッドセットの人に阻まれ、その人をラインのリーダーにした車列のパレードが出来る。同じことをしてても車に気付く、周りの状況に合わせた判断ができる人もいる、男女問わず。結局は、気付かない人はそもそも不注意な人なのだろう。いろいろと平和な日本で良かったね。昨日の即位礼正殿の儀、何度も世界平和の御言葉が。天皇陛下に感謝しろよ、無事に駅に着いたことを。

ああ、そうだ。少し前のNHK Eテレ、ハートネットTVで障碍者が書いた詩の公募があったのかな?受賞作なのかな?(詳細不明) とにかく、詩の発表と詩を書いた人への取材の内容があって、その中の一つに知的障碍(番組ではその詳細の説明はないが顔つきからダウン症かな?)の女の子と母の母子家庭が。父親は病死してしまって、お母さんがそれで何かにつけ泣いてしまうので天国のお父さんを(ンもうパパ、またママを泣かせてってな具合で)叱る内容の詩だった。で、お母さんがテレビのインタビューを受けながら色々、日頃の話とかしてて何かをその女の子(=パスタ?焼きそば?を食べてる)に何々なんだよね?とか訊くんだけど直ぐに答えそうもない(=そんなに沈黙してるんじゃなく即答的じゃなかっただけ)のですぐさま「今日は教えてくれないんだ?」と言うと「教えるよ、ごめんね、今ご飯食べてるからね」って答える。これがなんとも素直で正直で純粋に見えてかわいい。汚れてない感じがした。そして、お母さんの、そしてきっと、死んじゃったお父さんの愛情をもしっかり受けているんだと思った。これは私の感じ方だが死んじゃったお父さんより生きているお母さんにプライオリティがちゃんとある。そんな風に思った。(追記: なんかね感情的じゃなく寧ろ知的だと思ったんだ)

死んじゃった人よりまだ生きている人がずっと大事だ。映画「スタンドバイミー」におけるゴーディの両親の扱い(=ベースボールの有望選手で将来を期待していた長男を事故で亡くし悲嘆にくれて、ひ弱でSFのことばかり考えてる次男のゴーディは実質、ネグレクト状態におかれていた)は何ともひどい。クリスじゃなくても抱きしめて『お前にそんな思いはさせない』と言いたくなる。

ようやく映画『坂道のアポロン』を観た。そういう話だったのか。アニメ版も多分、1話の途中迄で中断してた。思ったより良かった。そして、ブロマンスっぽい。

きっと幸せになりますよ(私が