マガジンのカバー画像

大学院での日々

95
大学院(博士課程)での日々について書いた記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#研究

必死にもがくその先に

何か新しいことを見つけて、それについて記すーー それは、かっこいいお仕事のように見える。…

34

「与えられた環境で、工夫しながら生きる」

うまくいかない、うまくいかない、うまくいかない。 そんな感情がぐるぐると渦巻いていた。一…

36

”憧れ”の前向きなちから

憧れの人を思い浮かべると、なんだかほんのちょっと、背筋がシャキッとする。 私の憧れの人は…

24

データの影にひそむ、むなしさ

出来上がったグラフを見て、あれっと首をかしげた。 なんか、おかしい。明らかにおかしい。確…

31

”研究のはじめ方”の手引き(1)研究って、なーに?

noteで”大学院”と検索すると、「大学院に入学しました」の声がたくさん。 投稿を眺めて、な…

35

心を淡いピンクで満たして

今日、ひとつもチェックをつけられなかったTo doリストを眺め、心の中で静かに舌打ちする。 …

17

準備段階でも大事な、「問い」

当座の小目標までの道が、遠い。 間違えたり、問題発生してやり直しになったり。やってみたら、だめだったり。 3歩進んで、下がっているのは2歩だと信じたい。 * ごっちゃごっちゃになってしまった作業を見直すべく、これまでやったこと・できたこと・わかったことを整理。 やっぱり、小目標までの道すら、遠い。最終目標まで、みじんも進んでない気がしてしまう。 目下、予定している作業工程の、はじめのはじめでつまづいている。 似ているけどすこーしだけ違う複数のデータから、これからやり

げんじつは、なかなか、きびしい。

案の定、「あああ、作業がまだ全然残っているようううう」となった。 ほれ、みよ。なにが「不…

19

粗末なデータで作るカレーの味は

目の前には、たんとお野菜が盛られている。 安いよ、安いよ。五百円でいくらでもここから取っ…

18

「好き」への嫉妬

好き好き、大好き! そんなテンションで何かに取り組むことのできる人をみると、「素敵だなあ…

26

ナゼナニに生きる

「これ、なーに?」 午後3時過ぎ。研究室の自分の席で作業をしていた彼が、こちらにやってく…

24

プレゼン上手な先生と、ギャップ萌え

プレゼンは、エンターテイメントだ。 どこかの誰かが言っていそうなフレーズが、この先生の発…

21

ことばの不確かさに住む彼女

彼女は、ある品詞への愛を叫び続けている。 同じ学生寮に住む、別の研究科の博士課程生である…

17

恐れず、進め

”お土産”が、はじめて功を奏した。 いまメインで取り組んでいることとは別に、「こんなことを考えてやってみました」というお土産的な報告を、指導教官にした。 案の定、渋い顔。 今回もあかんかったかあ。ちょっとは自信あったんだけどな、と思った矢先。 「これいけるかもしれないね」と先生の口から、予想外の一言。 心の中で盛大にガッツポーズをした。 「もっと詳しく分析して確認してみな」と、はじめてのGOサインに、ぶんぶんうなずく。 荒削りで報告しちゃってごめんなさい。 それで