見出し画像

幸せすやすやタイムに LEDっぽい人達に乱入されたお話し その2

↑の続きです。

(な、何かおかしくない?…( ̄▽ ̄;)

あまりにも、普通とは、「違って」感じられるその「気」。

私が戸惑っている間にも、その精妙さを持って、

徐々に、部屋に、私に、静かに、でも確実に、染み渡って来ました。

(わ…)

「それ」が、足元から少しずつ、しん…しん…と、体に染み渡っていきます。

(なんか、足が軽い…?(・ω・)

その「気」が、流れて来た所から、肉体が、「軽く、精妙に」なってゆくのがわかりました。

体が宙に浮いてるみたいな感覚です。

そして、その「気」が、肩の辺りまで来ました。ふわっと軽くなり、清々しい心地よさを感じます。

(…か、肩こりが楽になった …! (・ω・)✨

私は、前日のゲームのしすぎで凝りきった肩が楽になった事を、つい喜んでしまいました(^-^;


しかし、

その喜びも束の間、その「気」が頭まで及んで来ると、

(…わ…)

心地よさと清々しさと共に、

自分が「認知」出来る範囲がどんどん広がって、「入ってくる」情報量もすごいスピードで増えて行っているのを感じ、

おかしな話ですが、「自分」と認知する範囲も、どんどん大きく、広がって行くのを感じました。


体は布団で寝ていて、意識もしっかりあるにも関わらず、認知出来る範囲が、

自分自身、自分の部屋、家、地域…

どんどん視点が高く、大きく広がって行きます。

そして、そのひとつひとつについての細かな情報が、静かに、大量に、自然と流れ込んできます。


そして。

それら全てに対する、極めて静かで、穏やかな、広く広く、大きく大きく広がる、広大無辺な、

存在する全て、ありとあらゆる「全て」を、慈悲の、いとおしみの眼差しでもって見つめる、無私の愛…

(…この感覚は、もしかして…)

途中から、明らかに、普通の「人」の範囲を大きく越えてしまっているのに、気付いた私は、

この「感覚」をもって、このLEDな人達の正体が、おおよそ推察出来ました。


(…えーっと、私、明日仕事なんですけど…?( ̄▽ ̄;)

などと一瞬思ってみたものの、

神仏や龍神様などが、こちらを助けにみえる時とは全く違う、この「感じ」。

この一連の流れで、向こうは、別に私の肩こりを治しに来た訳では勿論なく(^-^;、

私の「何か」を確かめに来たのかな、と「感じ」ました。

そして、その「何か」が、もし、向こうの希望と「合って」いたなら、

所謂異世界物のようにではありませんが、「今」の自分とは全く違う「所」に「連れて」行かれてしまうであろう事は、容易に想像がつきました。

……(・ω・)


普段の私なら、それは困ると全力で拒んだと思います。

ですが、この時は、

(…人の為になるならいいですよ…(´・ω・`)

自然に、その様な言葉が口をついて出てしまいました。


私は元々、寺社の血筋の為、子どもの頃から、人の気持ちや考えがわかってしまっていました。

他の身内の者達のように、普通にちょっとわかる位でしたら良かったのですが、私の場合、残念ながら、気持ちや考えの他にも、入り組んだ深い事情等もわかってしまっていたので(今は必要な時以外は閉じています)、

本当はそんな必要はない方なのに、ご事情があり、ご自分の思い込みで、ご自分や周りをひどくジャッジする事が止められず、

そんな苦しいご自分のお心を救う為に、ご自分は正しく素晴らしいんだ、愛される価値があるんだ、と思いたいが為に、

わかられないように、他者を下げ、痛め付けたり、さりげなく八つ当たり等をし、一時溜飲を下げたり、必要以上にご自身に厳しくされたり、嘘で駆け引きめいた事をされたり、

ですが、そのような事をしても、ご自身を救える筈もなく、

自分は悪くない、自分は正しいのに、どうして嫌な事が起こるのか、頑張っているのに、どうして全て思った通りにならないのか、

どうしてこの心の苦しみが無くならないのか。

悲しい、許せない、もっと正しく、素晴らしくあらねばと、また他者を、自分を打ち、

もっと、もっと、と。

表面上はそうではなく見せていても、心の奥深くで、その様に苦しみ、時に、世に、人に、苦しみを広げる事を止められない方を多く見てきました。

(それはもう、人の「仕組み」として、ある程度仕方のない事で、時に、そのプロセス自体が、人が真に救われる為の一里塚となる部分もあるのですが。)

そして、ご本人のお苦しみもですが、そういった状態の方に関わってしまったが為に、必要以上に苦しむ方もとても多くいる事、

それらも含めて、いろいろ知っていながら、出来ることに限りがあるこのままの状態で居続ける事に、

「これでいいのかな…(´・ω・`)

と、少し前の私は悩んでいました。


ですが、ある事をきっかけとして、私は在り方を変えることを余儀なくされました。


その3に続きます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?