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#読書メモ

累(14)を読んだ

累(14)を読んだ

完結すること大切さを、改めて教えてくれた、素晴らしい作品だった。

この作品を知ったのは最近のこと。
実写化した映画を紹介する番組から。
最初は、芳根京子かわいいなあ程度の興味でググってたのだが、作品の設定が妙に気になり、当時発売されていた13巻までを一気に読んでしまった。

一昔前の昼ドラにあっても良いようなドロドロの人間関係。
王道っていいね。
安心して見ていられる。
むかし、水戸黄門に期待し

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁

櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁

およそ1年ぶりに櫻子さんの新刊が出たので、読んでみた。
徐々に終わりに近づいているのがわかり、安心しながらも、残念な気持ちになる。
無駄に引っ張るより、もう少し読みたいのに〜! ぐらいのところで終わ流のがちょうど良いと思うのだが、様々な事情で、そうも上手くはいかないのだろう。

ネタバレにならないように書くつもりだが、指が滑ったり、滲ませちゃったりした場合はごめんなさい。
ネタバレ絶対いや! って

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双亡亭壊すべし(10)を読んだ

双亡亭壊すべし(10)を読んだ

正直に言うと、惰性で買っている。
面白くないわけじゃない。
新刊が出て、読んでいる最中はノンストップで最後まで読み続ける。
巻の終わりには、次の話がどうなるのか気になっている。
でも、新刊が出るのを、首を長くして待っているほどではない。

「うしおととら」が大好きだ。
自分が大学生の頃、サンデーを買って読み、コミックが出ると読んでいた。
話の続きが気になり、サンデーを買うと、ページをめくり、最初に

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「組織にいながら、自由に働く。」を読んだ

「組織にいながら、自由に働く。」を読んだ

子どもが憧れる、夢中で仕事をする大人を増やしたい
著者が「おわりに」で書いているこの言葉は、私も常々口に出している言葉だ。
ここが一致したことで、なんかさっぱりした。

私がこの本を知ったのは、知り合いがfacebookで紹介していたから。
ブラックな職場じゃないんだけど、なんとも言えない息苦しさを感じているので、これを読めば何か得られるのじゃないかと思い、Amazonでポチった。

ネタバレにな

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機動戦士ムーンガンダム(1)を読んだ

機動戦士ムーンガンダム(1)を読んだ

ガンダムが好きだ。
東京に行ったら必ずお台場に行ってガンダムに挨拶している。
古くからのガンダムファンだけど、別にファーストガンダムにこだわっているわけではない。
アナザーガンダムも、全て好きだ(AGEは例外ね)。

そんな私だから、Amazonは頻繁にガンダム関連の書籍を勧めてくる。
本当は、全て読みたいのだが、それほど裕福ではないので、借りられるものはレンタルで済ませている。
そんな私が、直感

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「血の轍」を読んだ

「血の轍」を読んだ

読んでて、とっても後味が悪いんだけど、新刊が出るとどうしても読んでしまう。
押見修造氏の作品は、なんとも言えない中毒性がある。

初めて読んだ押見作品は、惡の華。
表紙にある「クソ虫」という言葉が気になってKindleで1冊目を購入。
そして、そのまま最終巻までポチることになった。
それ以来、押見作品は必ず読むことにしている。

先日、4巻が発売されたので早速ポチった。
少々ネタバレっぽくなって申

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「いそあそび」を読んでみた

「いそあそび」を読んでみた

「だがしかし」でノスタルジーを楽しんだ人は、読む価値があるかもしれない。
ただし、田舎者に限る。

Amazonがしつこく勧めてくるので、ポチって読んでみた。
さすがAmazon、私の趣味を把握している。
ビッグデータおそるべしだ。

海版の「だがしかし」である。
かなりの設定がダブっている。
大きな違いは、「だがしかし」が駄菓子を懐かしむのに対して、「いそあそび」は海での磯遊びを懐かしむマンガ。

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