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[映画感想文]「塔の上のラプンツェル」の考察と新たに感じたこと。


はじめに

ディズニー作品の中で1番好きなラプンツェルを定期的に見返しているのですが、今回新たな発見があったのでまとめてみました。映画の考察と感想文です。
ネタバレしか含んでいないのでラプンツェルご覧になられたことない場合はブラウザバックお願いします。絶対にネタバレなしで見た方が感動できるので… 絶対に後悔しないのでみてください!!!!!
今回は英語音声、英語字幕で見たので一部意味が正確ではないかもしれませんがご了承ください。



ラプンツェルの偽母親 毒親仕草編


(偽母親=マザーゴーテル)
・ラプンツェルの話を聞こうともしないスタンス
ラプンツェルが最初に話していた場面なのに明らかに話の主導権を取りあげる
その仕草の根源にはラプンツェルは自分が生き返るための道具という心情がみえる
2度目のラプンツェルが偽母親したランタンみたいという要求の際(フリンライダーが入ってきた後の)には、キレて挙句の果てにはどなり散らかしたごめんお母さんが悪かったわという最悪な仕草をする(No1仕草)
18年間監禁した挙句初めてした塔の外にお母さんと一緒に行きたいという要求には一才聞かず
・偽母親の歌から伺えるように外の世界はとっても恐ろしいわよという洗脳を何回も繰り返していた
・ラプンツェルを連れ戻した際、「私も外の世界にラプンツェルが行けるよう頑張ったのよでも外の世界が狂ってるからいけないのよ」と外の世界のせいにする鬼畜
最初から外の世界に行けるよう考えてなかったくせに
・ラプンツェルに自分が本物母親から連れ去ったことがバレた際「全てはあなたを守るためよ」というセリフを吐く
・全ては自分が引き起こしたことなのに、ユージーンを刺したあと「ラプンツェルの行動のせいで彼がこうなったわよ」と言い張る

上記のことがあってもラプンツェルの人格が捻くれず、(塔の外に出た時には母との関係が崩れることを恐れて葛藤状態と情緒不安定になってはいたがフリンの説得で冒険に行くことになる)やっぱり人格がまっすぐ育ったのと、葛藤はありつつもそれだけ冒険を続けたいという意思があったのだろう。

偽母親がラプンツェルに言った「フリンライダーにティアラ見せてみ!ティアラだけ持ち逃げされてあんたはさめざめ泣いて帰ってくるで!」っていう行動、試し行動すぎる 
調べてみたら試し行動は子供が大人にするものみたいなので、偽母親は発想が子供かもしれない。


ここの流れ悔しいけど頭いーと思ったところ
①(ラプンツェル視点)クラウンを持ち逃げされてユージーンに騙されたかのように錯覚させる

盗賊2人にラプンツェルを追わせて身の危険を錯覚させる偽母親が盗賊2人を倒したかのように思わせる(ほんとは偽母親と2人はグル)
偽母親への信頼と外の世界への恐怖心を取り戻させる
偽母親詐欺の才能あります。現実世界にいたら一儲けしているかもしれない。


偽母親の最後、マントが塔から落ちるところ、最初のラプンツェル髪の毛下ろして〜で上がっていくところとの対比なのかもしれない。
最初は娘に信頼されてたから上げてもらえたけど、最後は自分の所業がバレて落とされたという対比が美しい。(実質落としたのは切った髪の毛つかったパスカルだけど)

悪役が魅力的な作品はストーリーに厚みが増して好きなので、見返したことでこの作品やっぱ好きだなーと再確認しました。

相棒たち、その他


パスカル、興奮状態になると赤くなって、偽母親が来た時は木と同化するの面白いし、展開的に癒しとなることが多くて可愛い。  
最後のところで子供達に果物で遊んでもらえてよかったね。
マキシマス、仲間になるきっかけが犬すぎる。
犬を参考にしたのかな、あのシーンでマキシマスがついてくる説得力があってよかった。

何回も荒々しく扱われながらも傷つかないクラウン君強すぎる、やっぱりお金かかってるから変わらないんだろうか。

好きな英語集


(店で一緒に夢を語り当たった後逃げるのを手助けしてくれる良い方の盗賊のセリフ)日本語訳だと「うまくやれよ」って感じの訳になるだろうけど英語だとYou live your dream.っていうセリフいいですね…………
作中で1番好きなセリフです。

序盤に王国の兵士が発したat any cost
私はat any cost のファンなので出てくるたびニコニコする

一緒に水が競り上がる洞窟に閉じ込められたときのフリンのセリフIt no use.Under is dark.
私はIt no useのファン…(以下略)

偽母親が盗賊2人に王冠を手渡すときのセリフBe on your way→勝手にしなーという訳になるだろうな
ここは英語の方が好きかもしれません。

ラプンツェル

ラプンツェル、まともな教育や人との関わり方、常識を知らないはずなのに機転の利き方がすごいと思った。(映画だからっていうのもあるかもしれないけど)
例えば、水の中で危うく窒息しそうな時に髪の毛光らせて危機を脱するシーンとか、髪を使って王国の追っ手や盗賊から逃げるシーンなど。
偽母親が買ってきた本が役に立ったのかもしれない。(冒険小説とか教科書とか)
しかし、偽母親がわざわざ教育を施すことはないと予想した。なぜなら知識をつけると洗脳状態から抜け出しやすくなるし、脱出されてしまうかもしれないから。
だから生来のものなのかもしれません。

ランタンのシーン、すべてが綺麗すぎて何度見ても胸が熱い。 さすが制作に何年もかかっただけある
関わった全ての人に敬礼したい。


①ラプンツェルが自分はプリンセスだって気づき、偽母親に正体を言う

偽母親に「いつもみたいに呟いてんじゃないわよ」と言われる
③ラプンツェルがはっきりと言い張る
偽母親が何も言えなくなる
これは呟いてないわよね、偽母親!!
って言う一連のシーン、スカッと!
よく言った!偽母親の呪縛から解けたシーンで好きです。

一般的にキスシーンの時って男が女の人支えるじゃないですか、
でもこの映画の最後のシーンは逆でラプンツェルに胸キュンしてしまいました。力持ち💪!

本当の両親がラプンツェルのために飾っていたティアラから物語が始まり、それを盗んだユージーンが結果的に本物の両親のところにラプンツェルと一緒に戻る展開がとても熱くて好きです。

まとめ

今回見返したことでたくさんの発見ができました。
みなさんも大好きな作品を見返してみてはいかがでしょうか!

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