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SDGsとの付き合い方、意識高い人だけにしない

「意識の高い人達だけの問題にしたくない。」

SDGs達成に向けた13名の若者の活動を紹介するイベント、「SDG Global Festival of Action from Japan」で、ある方が発した言葉です。誰にでも関わりやすくなるのかと考えて行動を続ける若者たちの発言には、ハッとさせられることが多々ありました。

物事は、大きな枠組みで捉えてゴールを明確に見せる強いリーダーシップを発揮することも大切ですが、同時に、誰にでもわかりやすく参加しやすい情報発信や場の設定も大切かもしれません。意識が高い人たちだけが集まって、専門的な話ばかりをしていても、「上から目線」だと捉えられることがあるからです。

かみ砕いて、わかりやすく伝える役割も大切ですし、参加してみたらSDGsに関わる活動で、初めて知った、という方を増やしていく地道な活動も大切です。かつて、自分たちが若者だった時、ミドル世代の方から意見を聞かせてほしいと問われることが良くありました。回り巡って、大人になった私たちは、学生、若者に教えられることも増えています。