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ウノスケ(右脳でスケジューリング)

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右脳でスケジューリングする手帳 『M365』は、正方形ベースのデザインです。正方形デザインは閉鎖性が強く、上下左右どこから見ても対称で、とてもシンプル、パッと見て美しく、その瞬間… もっと読む
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#スケジューリング

改めて手書きの良さに気づく。

手帳を試作段階で実際に使ってみると、改めて手書きの良さに気づきました。まだ人間の本来持っている能力がまだまだあるのではないか、手帳の使い方ひとつで自分自身の可能性ももっと引き出せるのではないかと思うようになりました。 今の自分を知ること、自分のことを信じることなど、昔の日本人の智恵の使い方を海外から逆に知るようなことがあります。同様に未来に生きている私たちも、過去の良さを再認識できるようになりました。 仏教や日本人の智恵の素晴らしさも改めて知るようになりました。わくわくし

五感を使ってスケジューリング

スマホと手帳の違いはそのガジェットのコンディションにもあります。常に一定のコンディションを保つスマホに対して、手帳は紙で出来ているので、その日の天気、気温や湿度によっても紙の硬さや跳ね返りなどに変化があります。紙に書くとき使うペンのコンディションも季節によってインクの出や発色が違うと感じるときがあります。 紙は使っていれば劣化していきます。書いたり消したりを繰り返せばその部分は紙が擦り減ったりします。手帳は指先を使って、一日に何回も紙をめくります。紙をめくるときに出る紙の音

日別カレンダーは1行1日

ページを見開きで使って1ヶ月分のスケジューリングをいたします。上側のページが月別カレンダー、下のページが1行1日の日別カレンダーになっています。それぞれが正方形でデザインされています。真ん中の短いページを、パタン、パタンと”めくって”月別と日別を行ったり来たり、切り替えて使ってください。スムーズにスケジューリングできると思います。 日別カレンダーは縦軸に日付、横軸は時間になっています。時間は朝6時前から夜21時   過ぎまで目盛りがあります。上側にある月別カレンダーを見なが

1日は1辺が3センチの正方形

右脳を使ってスケジューリングする手帳と他の手帳との違いは、その月の、例えば1月の、4月の月別カレンダーと、日別カレンダーがページの見開きで、一目で見ることができることです。一般的な手帳のページは、前方に年間のカレンダー、次に月別カレンダー、そして、1週間1ページのレイアウトで日別のカレンダーという構成が多いと思います。その場合は、ページをめくって、めくってという具合に行ったり来たりすると思います。もしくは、しおりが2本くらい付いていたりします。右脳でスケジューリングする手帳は

一度書いたスケジュールは消さなくてOK

手帳の前方のページにある複数ヶ月が一覧で見渡せるカレンダーは、1日に書き込めるスペースは小さいけれど、個人の予定も、仕事の予定も、家族の予定も、地域の予定も、自分がかかわる予定を、全てごちゃ混ぜで書き込み、意思決定をするために使います。気になっていることや、手帳をみながら思いついたこと、閃いたことは、何でも手帳に書いて、自分の頭から忘れます。書いて忘れるのです。手帳に書いたことならば、忘れていたことも、手帳を見れば思い出すことができます。そうやって自分の頭脳を空けておくために

フリーページの使い方

手帳の構造は一般的に、年間のカレンダー、1ヶ月ごとの月別のカレンダー、1ページ  1週間のレイアウトで1日の詳細が書き込める日別のカレンダー、後ろの方にフリーのメモのページがあります。手帳によって違いますが、フリーのページは、罫線などは何もなく真っ白なページのものや、罫線が横に入っているものや、方眼になっているページもあります。手帳M365のフリーページは、3×3の9ケの正方形が9つレイアウトされています。これはマンダラからヒントを得たレイアウトです。もちろんメモとして使えま

青色インクのペン

一言に青色と言っても、いろいろあります。明るいブルーの青色やブルーブラックの青色もあります。 好んで使っているのは、ぺんてる『プラマン』です。ペン先の細さもいいし、文字を書くときの弾力もいいです。インクの出もよく、青色インクもいいブルーです。他にもパイロット『なめらか油性ボールペン アクロボール』の0.7mmの青も好きです。書きやすく、青色インクの発色がいいです。万年筆を使うのも好きです。手帳M365は万年筆を使って書くことも想定して、筆記特性のいい紙を選んでいます。 万年筆

青ペン研究会

M9notesプロジェクトメンバーに、動画の撮影&編集を生業にしているOWガレージ・大木貴博さんがいます。大木さんは、仕事が趣味で趣味が仕事のような人です。大木さんは、世の中がYouTuberと言う前からYouTubeの可能性を言い広めていました。私が大木さんと出会ったのは、アイドルグループの「ももクロ」が出始めのころです。大木さんはももクロを熱烈に応援していて、ももクロがメジャーデビューすると「もう私の役目は終わった」と言って、アイドルの応援活動をあっさりやめてしまいます。

消せるボールペン

1本のペンに、黒色・赤色・青色のインクがついている3色のペンをマルチペンと言います。最近では、基本の3色に緑色とシャープペンがついたマルチペンもあります。ここまでのマルチペンを作るのはほとんど日本の文具メーカーです。ドイツの筆記具メーカーのラミー社が作っている4色ボールペンのデザインは格好いいけれど、書き味はイマイチです。日本のパイロット社製の油性インキの書き味と発色が好きです。 最近のボールペンのインクは油性だけではありません。ジェルペン、 などがあります。その他に「消せ

マンダラのエピソード

マンダラというのは、もともとインドの言葉をそのまま音訳しただけです。 「生きることは苦しいことだ」という仏教の教えは、ブッダが「最高の真理は言葉では表現できない」とブッダの悟りは体験で伝えられていました。やがて仏教の教えは中国に伝わり、体験を文字に、漢字にしてそれがお経となり広まるりました。漢文で作られたお経の中には、ブッダの教えの意味を漢文にして漢字で書かれたお経と、インドの言葉の響きをそのまま表現したお経があります。言葉の響きを重視したお経には、漢字の当字が使われました。

仏教の時代が来ています

高野山は日本で最も注目される場所の一つです。高野山は和歌山県にあります。東京方面から行くには、大阪まで行って、南海線のなんば駅から1時間「こうや号」にのり終点の極楽橋駅で降ります。そこから高野山口駅までケービルカーに乗り、バスに乗って高野山に行きます。はじめて高野山に行く道中、「極楽橋」という駅を聞き、その駅に着いたとき、何かを覚悟したという感じがしました。高野山は、今から1200年前に、唐から帰ってきた空海さんが嵯峨天皇(さがてんのう)から、密教の道場を開いて良いというお許

「めくる」という指先の使い方

人々はスマートフォン(以下スマホ)を激しく使うようになって、本来の指先の使い方を忘れてしまった気がしています。スマホの操作は、画面を指先でタッチしたり指先をスライドさせながら操作をしていきます。スマホのあらゆる操作を、この単純な指先の動きを組み合わせで行います。この操作方法を考えたスマホメーカーの研究開発力は見事だと思います。スマホは便利な道具で、人々はもうスマホを手放すことはできないでしょう。スマホを忘れて来たり、スマホを無くしたとしたら、その時は落ち込んで何も手につかない

右脳人間へようこそ!

さて、あなたが右脳人間かどうか、以下の項目すべてに当てはまれば、あなたは右脳人間かもしれません。以下の項目は、私が「この人は超右脳人間にちがいない」と思う人が何人かいて、その人たちの共通点をイメージしたものです。もし右脳人間だと思っていたあなたが、当てはまらなくても気にすることはありません。 1.昔の写真を整理することができない 写真を撮るのが好きだけれど、撮った写真を整理することが苦手という人です。写真を撮るのが好きというのは、写真を撮るための道具、カメラやレンズや周辺機

手帳とスマホとコーヒーショップ

こんなシーンを思い浮かべて手帳をデザインしました。コーヒーのいい香りが立ち込め、店内は少し薄暗くBGMが薄っすら聴こえる、いかにもアメリカという感じのコーヒーショップに、一人で来て机の上にパソコンを広げ、スマホを片手に仕事をしている人を見かけます。お洒落でエッジのきいた、仕事が出来るビジネスマンという感じがする人を見かけます。この人が手帳を使ってくれないかな〜と思ってデザインしました。 デザインした手帳の大きさはB5サイズです。A4サイズだと小学生のランドセルに入るか入らな