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ローマ人への手紙1:18 〜 20★2022/10/08掲載分

デボーションガイド*ハーベストタイムより




【御言葉】ローマ人への手紙1:18 〜 20


18 というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。

19 それゆえ、神について知られることは、彼らに明らかです。それは神が明らかにされたのです。

20 神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。



《参考》




知識の啓示(1)

*訳語の問題


「というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです」(18節)

新改訳聖書にだけ「というのは」という接続語を使っている。
これは重要な接続語で、訳す必要がある。
パウロは、17節でロマ書のテーマを提示。
「なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。『義人は信仰によって生きる』と書いてあるとおりです」。



(1)「神の怒り」とは、神の不快感、神の立腹のこと。
神の怒りは、復讐とは違い、神の愛の中に含まれる感情のこと。


(2)神の怒りは、「人間の不敬虔と不正に対して」向けられたもの。
「不敬虔」とは、宗教的な意味での罪のことで、神を無視すること、神がいないかのような生活を続けていること、などがこれに当たる。
「不正」とは、道徳的な意味での罪のこと。


(3)神の怒りが向けられている人々とは、「不義をもって真理をはばんでいる人々」のこと。
新共同訳は「不義によって真理の働きを妨さまたげる人間」と訳している。



*真理の啓示


「それゆえ、神について知られることは、彼らに明らかです。それは神が明らかにされたのです」(19節)
この接続詞は、「それゆえ」ではなく、「なぜなら」(新共同訳)の方がいい。
これは「ディオティ」という接続詞で、異教徒がどのようにして真理を押さえつけているかを明らかにしている。


(1)聖書を持たない人にも啓示が与えられる。
被造世界を通して、神についての知識を得ることができる。


(2)程度の差はあるが、すべての人に何らかの啓示が与えられている。
人間は神の「かたち」に創造されているので、神を認識する能力がある。


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