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出エジプト記5:6 ~ 14★2022/02/16掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記5:6 ~ 14
6 その日、パロはこの民を使う監督と人夫{にんぷ}がしらに命じて言った。
7 「 おまえたちはれんがを作るわらを、これまでのようにこの民に与えてはならない。自分でわらを集めに行かせよ。
8 そしてこれまで作っていた量のれんがを作らせるのだ。それを減らしてはならない。彼らはなまけ者だ。だから、『私たちの神に、いけにえをささげに行かせてください』と言って叫んでいるのだ。
9 あの者たちの労役を重くし、その仕事をさせなければならない。偽わりのことばにかかわりを持たせてはいけない。」
10 そこで、この民を使う監督と人夫がしらたちは出て行って、民に告げて言った。「パロはこう言われる。『私はおまえたちにわらを与えない。
11 おまえたちは自分でどこへでも行ってわらを見つけて、取って来い。おまえたちの労役は少しも減らさないから。』」
12 そこで、民はエジプト全土に散って、わらの代わりに刈り株を集めた。
13 監督たちは彼らをせきたてて言った。「わらがあったときと同じように、おまえたちの仕事、おまえたちのその日その日の仕事を仕上げよ。」
14 パロの監督たちがこの民の上に立てたイスラエル人の人夫がしらたちは、打ちたたかれ、「なぜおまえたちは定められたれんがの分を、きのうもきょうも、これまでのように仕上げないのか」と言われた。
《参考》
労働の強化
*パロの命令
その日、パロはすぐに労働の強化を命じた。
出エジプト1:8 ~22 では、パロはイスラエルの民に恐れを抱き、彼らを迫害した。
出エジプト記1:8-22 8.ここに、ヨセフのことを知らない新しい王が、エジプトに起った。 9.彼はその民に言った、「見よ、イスラエルびとなるこの民は、われわれにとって、あまりにも多く、また強すぎる。 10.さあ、われわれは、抜かりなく彼らを取り扱おう。彼らが多くなり、戦いの起るとき、敵に味方して、われわれと戦い、ついにこの国から逃げ去ることのないようにしよう」。 11.そこでエジプトびとは彼らの上に監督をおき、重い労役をもって彼らを苦しめた。彼らはパロのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てた。 12.しかしイスラエルの人々が苦しめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、彼らはイスラエルの人々のゆえに恐れをなした。 13.エジプトびとはイスラエルの人々をきびしく使い、 14.つらい務をもってその生活を苦しめた。すなわち、しっくいこね、れんが作り、および田畑のあらゆる務に当らせたが、そのすべての労役はきびしかった。
15.またエジプトの王は、ヘブルの女のために取上げをする助産婦でひとりは名をシフラといい、他のひとりは名をプアという者にさとして、 16.言った、「ヘブルの女のために助産をするとき、産み台の上を見て、もし男の子ならばそれを殺し、女の子ならば生かしておきなさい」。 17.しかし助産婦たちは神をおそれ、エジプトの王が彼らに命じたようにはせず、男の子を生かしておいた。 18.エジプトの王は助産婦たちを召して言った、「あなたがたはなぜこのようなことをして、男の子を生かしておいたのか」。 19.助産婦たちはパロに言った、「ヘブルの女はエジプトの女とは違い、彼女たちは健やかで助産婦が行く前に産んでしまいます」。 20.それで神は助産婦たちに恵みをほどこされた。そして民はふえ、非常に強くなった。 21.助産婦たちは神をおそれたので、神は彼女たちの家を栄えさせられた。 22.そこでパロはそのすべての民に命じて言った、「ヘブルびとに男の子が生れたならば、みなナイル川に投げこめ。しかし女の子はみな生かしておけ」。
イスラエルの民が希望を持ったために、パロは彼らを迫害した。同じ迫害でも、動機と理由が異なる。
▼エジプトの奴隷管理システム
(1)エジプト人が、奴隷を管理するため監督と人夫がしらをたてた。
(2)その下に、イスラエル人の人夫頭がいた。
イスラエル人にイスラエル人の奴隷を管理させる。
▼パロは、労働の強化を命じた。
(1)イスラエルの民はなまけているから、おかしなことを言い始める。
(2)イスラエルの民には、れんがの材料になるわらを与えるな。
(3)ただし、れんがの生産量は今まで通り命じた。
(4)イスラエルの民に重労働させれば、偽りの言葉に関心を持たなくなる。
*命令の実行
エジプト人の監督と人夫頭たちは、パロの命令を実行。
(1)わらを自分で見つけて来るように命じた。
(2)イスラエルの民は、代替品として刈り株(刈った後の株や木の切り株)を集めた。
(3)日が経つにつれ、遠くに取りに行かなければならず、生産量は減少。
(4)監督たちは、生産量が減ったので、イスラエル人の人夫頭を打った。
これは「神の国と闇の国が対決する時に、神の民が苦しむ」という原則。
本当の支配者は【主】か、パロなのかという戦い。【主】の勝利が確定するまで【主】の民は苦しむ。
「神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました」(コロ1:13)
クリスチャンは、御子の支配の中に移されたが、神の敵から苦しめられる。期待するような状況にならず、失望する人も多くいます。そんな人たちに対し、イエスは警告した。(マコ8:34、ルカ14:27 参照)
マルコによる福音書8:34 それから群衆を弟子たちと一緒に呼び寄せて、彼らに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。
ルカによる福音書14:27 自分の十字架を負うてわたしについて来るものでなければ、わたしの弟子となることはできない。
★クリスチャンが体験するジレンマがあり、神の約束を与えられているが、それがすぐに成就する訳ではないということ。
神の約束は、信じ続ければ必ず成就する。
絶望で心が壊れそうな時、信じ、いのちを選ぼう。
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