ローマ人への手紙1:18 〜 23★2022/10/11掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】ローマ人への手紙1:18 〜 23
18 というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。
19 それゆえ、神について知られることは、彼らに明らかです。それは神が明らかにされたのです。
20 神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。
21 それゆえ、彼らは神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなりました。
22 彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、
23 不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。
《参考》
まとめ
*重要な質問
1:18 〜23 のまとめと重要な質問。
「福音を聞かないで死んだ人はどうなるのか」という質問。
(1)20節「彼らに弁解の余地はない」。
福音を聞かないで死んだ人は滅びている。
「キリストを信じない人は滅びるというのは、おかしい。
それは、狭い考え方だ」と、多くの日本人がキリスト教に対して持っている誤解です。
人は、キリストを信じないから滅びるのではなく、一般啓示によって示されている真理を拒んでいるから滅びるのです。
(2)パウロの論によれば、福音を聞かないで死んだ人は滅びています。
【論証】
①人間には神に関する知識がある(一般啓示を通した知識)。
②人間はそれを押さえつけて、宗教的、道徳的に、自分勝手に生きている。
③人間は意図的に真理を押さえつけているので、弁解の余地はない。
④福音を聞いていなくても、死んだ異教徒は滅びに至る。
⑤もし福音を聞いた人だけが滅びるというなら、福音を伝えることは最悪のことになる。
(3)神の正義はどこにあるのか。
【神の正義の立証】
①人は与えられている啓示の量によって裁かれる。
②福音を聞いていない人は、一般啓示によって裁かれる。
③福音を聞いた人は、特別啓示によって裁かれ、聖書に啓示された真理によって裁かれる。
④一般啓示に応答して生きている人には、さらに啓示が与えられる。
神は、真剣に神を求める人をそのまま捨て置くことはない。
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