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ローマ人への手紙3:21 〜 26★2022/10/30掲載分

デボーションガイド*ハーベストタイムより



【御言葉】ローマ人への手紙3:21 〜 26


21 しかし、今は、律法とは別に、しかも律法と預言者によってあかしされて、神の義が示されました。

22 すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありません。

23 すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、

24 ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。

25 神は、キリスト・イエスを、その血による、また信仰による、なだめの供え物として、公にお示しになりました。それは、ご自身の義を現すためです。というのは、今までに犯されて来た罪を神の忍耐をもって見のがして来られたからです。

26 それは、今の時にご自身の義を現すためであり、こうして神ご自身が義であり、また、イエスを信じる者を義とお認めになるためなのです。



《参考》




神の義(1)

*ここまでの復習


この手紙でパウロは、義認について論じている(1:18 〜5:21)
「神の義」を提示する前に、「人類の有罪宣言」を論じた(1:18 〜 3:20)

ここから「神の義の提供」(3:21 〜26)について論考が始まる。
3:21は、本来1:17につながる。
この箇所は、ロマ書のテーマ聖句になっている。
「なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。
『義人は信仰によって生きる』と書いてあるとおりです」



*義認の意味


義認とはどういうことか。

(1)「義認」とは、「義とされること・義と認められること」。
英語で「justification」または、「beingjustified」。
「義認」は、救済論の中で最も重要な用語。


(2)「義認」とは、私たちの本質が「義」となるということではありません。これは、私たちが「義である」との宣言を受けることです。


(3)「義認」とは、法律用語(法廷用語)。
神が私たちを「義である」と宣言され、「転嫁された義」という意味。
イエスの義が信じる者の上に転嫁される。
英語で「imputed righteousness」と言う。



*神の義の啓示(21節)


「しかし、今は、律法とは別に、しかも律法と預言者によってあかしされて、神の義が示されました」。


(1)神の義は、「律法とは別に」示され、この「律法」は、「律法の原理」のこと。
パウロが論じている「神の義」は、律法を行うことで得られる義ではない。


(2)神の義は、「律法と預言者によってあかしされて」いた。
これは、モーセの律法のこと。
パウロが論じている「神の義」は、旧約聖書に預言されていたもの。


異邦人でもユダヤ人でも、自力救済は不可能。
私たちに与えられている唯一の救いの道は、イエス・キリストを信じる信仰による義。
神は、イエスの義を私たちの上に転嫁してくださる。


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